tonica北九州建築展2021で「前田圭介賞」を受賞

北九州建築デザインコミュニティtonicaが主催する「tonica北九州建築展2021」において、デザイン学部 建築学科3年生の小畑 海稀さん(九州国際大学付属高等学校出身、出展当時2年)の作品が、「前田圭介賞」を受賞しました。

トニカ2021受賞

 

作品名 

交わって、広がって

コンセプト

敷地上を動線が上下に交差するように道を設け、さらに敷地に面している「二つの公園の延長」という役割を与える。子供をはじめとする周辺住民が当たり前のように研修施設内を行き来することで、地域の中で新たなコミュニティが生まれたり学習が身近になったりなどの変化が起こる。

トニカ2021受賞

 

作品制作について

敷地調査から始め、まず建築事例を調べました。動線や諸室の広さや数の検討し、思いついたデザインをひたすら描き出しました。敷地調査、デザインを絞る、CADに起こす、模型作成、シート作成、課題講評を受けての図面計画とプレゼンシートのブラッシュアップを行いました。建築家の田中智之さんのような雰囲気のパースを描きたい!と思い、初めてiPadでパースを描きました。ほかの作品でCGパースが多い中で、手描き感のあるパースはとても好評でした。宿泊棟の計画にもこだわりました。メゾネットタイプの個室と個室のあいだにあえて隙間を作り、利用者たちの生活の拡張の場や交流スペースとしてなどの活用が期待できます。メゾネットと隙間の対比や、二階部分がせり出しているデザインも評価のポイントになりました。

 

◇研修棟パース

トニカ2021受賞

◇宿泊棟パース

トニカ2021受賞

[小畑さんのコメント]

tonica展に出すきっかけでもあるのですが、2年後期の課題提出の際にプレゼンシートの出来栄えに満足できず、ブラッシュアップ期間にAIスキルの向上に一番力を入れました。半地下とアーチ型になっている上下の通路を模型として成り立たせることに苦労しました。模型を作ることが苦手なので、先輩にコツを聞いて素材の表現にまで力を入れました。出展されている半分以上が卒業設計のなか、まさか自分が賞をとれるなんてすごく驚きました。課題を提出して不完全燃焼で終わりではなく、また作品に向き合ってtonica展に出展して、達成感のほうが大きかったです。2分間のプレゼンという形式も初めてで、思い切って良いところだけでなく「ここには視線を向けてほしくないからこうした」というところまで話したのが他にはない発想で潔いと評価していただきました。

 

[関連情報]