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新着情報 北九州文学サロンのブックカバーをデザイン

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北九州文学サロンからの依頼を受けて、本学グラフィック研究会に所属するデザイン学部 情報デザイン学科2年生の笹野 華花さん(戸畑高等学校出身)が、ブックカバーデザインを担当しました。

ブックカバーデザイン

笹野さんの作品は、北九州文学サロンが2022年10月1日(土)~10月31日(月)まで開催する「お気に入りのブックカバーに出逢う・京町」において、公募を含む7作品の一つとして使用されます。

 

■笹野さんがデザインしたブックカバー/作品タイトル:sunrise

ブックカバーデザイン

 

[笹野さんのコメント]

今回のデザインコンテストは、「夢・希望・未来」がテーマとして指定されていました。そこで、夢や希望にあふれる未来に突き進んでいくというイメージで、朝焼けを題材にして表現しました。子うさぎが小舟に乗って太陽のある方角へと向かう姿を描いています。また、「夢・希望・未来」を象徴する存在は「子ども」であると考えました。そこで子どもたちにもこのブックカバーを手にとっていただけるよう、絵本の挿絵のような優しいタッチで制作しました。また穏やかな雰囲気ながらも絵力を持たせるために、蝶や草などを利用してダイナミックな視線誘導を心がけました。

まず、コンセプトを練って資料を集めつつ、紙にラフを描きました。CLIP STUDIO PAINTにて線画・塗り・エフェクトを描き込み、修正を繰り返し、お話をいただいてから3週間で仕上げました。今回は新たな挑戦として、水彩風の塗りに挑戦してみました。水彩風のタッチをどの程度残すのか、濃淡、ペンの選び方などを試行錯誤しながら制作しました。また静かで、それでいて絵力のある印象にするため、子うさぎや葉などの位置、大きさを何度も調整しました。

ブックカバーのデザインは初めての試みでした。ブックカバーは全体を見たときと、本に被せて片面から見たときでは違う表情を見せてくれます。今回も、それを意識してどの見方でも絵が映えるように制作しました。ブックカバーだからこその表現方法を身につけることができたと思います。

私が所属しているグラフィック研究会は今年できたばかりのサークルで、メンバーそれぞれがコンペに出品する作品や、授業内で制作している作品を持ち寄り、先生(顧問・情報デザイン学科 浜地准教授)やサークルメンバーからアドバイスをいただいています。他には活動の一環でデザイプロジェクトに参加することもあります。

 

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