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新着情報 北九州市立高等学校「市高タイム」にて、eスポーツやプロダクトデザインの連携講座を実施

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北九州市立高等学校(以下、市高)との2023年度の高大連携事業として、市高での生徒が、課外で主体的に学ぶ時間として取り組む「市高タイム」内において、「eスポーツ」や「プロダクトデザイン」についての活動を実施しました。2023年9月から12月にかけて、西工大学生の課外活動とも連携しました。

おばせキャンパス見学ツアー(6月23日)

高大連携講座に先立ち、本学おばせキャンパスにて、eスポーツ同好会学生によるeスポーツ体験や工学部教員による関連研究室紹介、サッカーロボットなど研究室・設備見学を行いました。

3DCADによるものづくりに関する講義(9月15日)

本学小倉キャンパスにて、情報デザイン学科の中島浩二教授が、3DCADを活用したモノづくりについての講義を行いました。その後、キャンパス内のメディア工房の見学、3Dモノづくりを行うサークル「Creaters Labo」の学生との交流を行いました。

3DCADソフトウェアの演習(10月6日)

中島教授の指導のもと、簡易的な3DCADソフト「Thinker CAD」を使ったプロダクトデザインの演習を行いました。生徒は、それぞれの名前を挿入したオリジナルネームプレート作成や、オープンデータを用いた3Dプリンタの活用について演習を行いました。

3DCプリンタの講評(10月13日)

中島教授による3Dデザインの講評を行いました。生徒が設計した3DCADデータと、3Dプリンタを使って出力したオリジナルネームプレートの実物をもとに、技術面やアイデアの視点から、今後のものづくりを進めていくにあたっての改善について議論をしました。

後半5回では、eスポーツの探究学習を行いました。

ゲームプログラミングについての講義と演習(10月20日)

電気情報工学系の園田隆准教授が、eスポーツの関連技術として、ゲームプログラミングの概念について講義を行いました。その後、生徒たちは、ビジュアルプログラミングのひとつの「MakeCode Arcade」を使い、キャラクターを動かすプログラミングに挑戦しました。

「eスポーツを学ぼう」(10月27日)

機械工学系の古門良亮講師とe-スポーツ同好会の花村和樹コーチ(デザイン学部事務室主査)が、eスポーツの社会や教育に対するインパクトについて講義を行いました。また、「eスポーツを上達させるのに必要なこととは」をテーマに、グループに分かれ、e-スポーツ同好会の学生とともにグループワークを行いました。

eスポーツ実践「League of Legends」1回目(11月17日)

花村コーチによる、「League of Legends」(以下、LoL)を題材としたeスポーツ実習を実施しました。e-スポーツ同好会の学生のサポートのもとに、ルールやチームプレイや理解するためのチュートリアルを行い、また、LoLを楽しむためのオンラインコミュニティのルールやマナーについても学びました。

eスポーツ実践「League of Legends」2回目(12月1日)

生徒は2チームに分かれて、2試合の対戦を行いました。土木工学系の井上公人講師が、データサイエンスの視点から、LoLの分析について講義を行いました。生徒は、Excelを使って、実際の対戦によって得られた試合データを、分析、評価を行いました。

まとめ(12月8日)

前回に引き続き、生徒は2チームに分かれての対戦を実施しました。プログラムのまとめとして、参加した生徒は、今回のプログラムで学んだことと、今後の高校生活に生かせそうと感じたことを発表しました。アシスタントの学生や教員からも、フィードバックを行い、まとめとしました。

今後とも、西日本工業大学の持つ研究シーズを活用した高大連携を実施していく予定です。市高の掲げるICT教育の実現や「共創する力」の育成につながる活動につなげていきます。

未来共創科や情報ビジネス科といった先進的なカリキュラムを有する市高と西工大のつながりづくりを通じて、長期的な研究の社会実装、地域連携、教育活動の改善において、共創的な高大連携を目指します。