第2回村山の「あんばい・いい家」大賞設計コンペで佳作を受賞

本学建築学科3年生の三笠研究室の学生たちが、第2回村山の「あんばい・いい家」大賞設計コンペで、佳作を受賞しました。

村山コンペ

本コンペは、山形県村山市のまち・ひと・しごと創生総合戦略「住みたい、帰りたい“ひと”を増やそう」の実現に向けて実施されました。村山市は、雪に対する苦労や悩みから雪が少ない地域に異動する傾向にあり人口減少が続いているそうで、若者の転出による高齢者世帯も増加傾向にあります。一方、三世代同居率は、全国7.1%、山形県21.5%に対して、村山市は31.4%で全国的にも高い傾向にあり、若者世代の同居による定住が期待されています。市民の定住及び転入者の増加を図るため、経済性と環境への配慮のバランスがとれた「雪を考えた住宅」であり、将来的に三世代同居が可能な「世代循環ができる家」、さらに、若い世代がデザイン、設備、施工費等で「魅力を感じる効率的な住宅」の設計案が募集されました。

建築コンペ

三笠研究室の作品は、全国から寄せられた78作品(応募登録137件)の中から一次審査を通過し、大賞・特別賞・佳作(5作品)を選定する公開審査会に臨む15作品に選ばれました。平成29年1月15日(日)に行われた公開審査会(プレゼンテーションおよび質疑応答など)の結果、佳作を受賞しました。

 

[作品名] ガンギフレームの家

建築コンペ

 

[メンバー]

デザイン学部 建築学科3年生

  • 砂川 京介さん(小禄高等学校出身)
  • 竹割 拳志さん(天草高等学校出身)
  • 田庭 秀樹さん(下関中央工業高等学校出身)
  • 津川 七海さん(京都高等学校出身)
  • 宮吉 早紀さん(青豊高等学校出身)
  • 山城 将仁さん(名護商工高等学校出身)
  • 吉岡 立峰さん(出水高等学校出身)
  • 吉田 茜さん(筑前高等学校出身)
  • 吉田 郁乃さん(田川高等学校出身)

指導にあたった三笠准教授は、「プロの建築家たちの中で対等に審査を受け評価されたのは、学生たちにとってとてもよい経験になったと思う」と学生たちの受賞の喜び、今後の成長を期待していました。

建築コンペ

 

[設計コンセプト]

コンセプト1:「雪を考えた住宅」

地域の特性を考慮した雪を負のイメージとしない、経済的負担軽減と環境への負担軽減をバランスよく取り入れた「雪を考えた住宅」

コンセプト2:「世代循環ができる家」

家族が増え三世代が同居する場合でも家族のコミュニティと各世代のプライバシーのバランスがとれ、将来の家族構成の変化にも対応できる「世代循環ができる家」

コンセプト3:「魅力を感じる効率的な住宅」

建築価格や設備を抑える等、若い世代が「魅力を感じる効率的なデザイン」

 


 

[宮吉さんのコメント]

私たちの作品は、雪国の伝統的な知恵である、雁木に着想を得たガンギフレームが特徴の住まいです。雪から生活を守りながら、より豊かにしていく、そして幅広い家族の形態変化にも対応できるように設計しました。村山市を知ることから始まり、雪国の知恵や生活について多くのことを調べていきました。それを踏まえアイデアのスタディを全員で何度も行い、作品の方針を固めいていきました。その後、図面や模型の制作を行いました。一番の特徴であるガンギフレームが、一番のこだわりです。全員で一生懸命取り組んだ作品だったので、賞を頂くことができて嬉しかったです。とても達成感のある貴重な経験であったと感じています。プロの建築家の方々のプレゼンテーションを実際に見ることができて、非常に勉強になりました。

 

建築コンペ

雪の多さに驚きながら建築ツアーを楽しむ学生たち

 

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