UR都市機構との連携により、リノベーション住宅が完成

独立行政法人都市再生機構九州支社(UR都市機構)と本学デザイン学部 建築学科の連携により、小倉南区のUR志徳団地に子育て世帯向けのリノベーション住宅が完成しました。

URリノベ

 

UR志徳団地は、建設から約45年が経過し、当時の需要に合わせて多く作られた3DK等の間取りが、現在の子育て世帯のニーズとミスマッチであるという意見が増えてきました。そこで、本学建築学科 岡田教授が担当する「建築ゼミナール」の授業の中で、同団地の住宅のリノベーションを行うこととなり、学生が直接同団地にお住まいの方々、特に子育て世帯の方々のご意見を聞き、UR都市機構の協力のもと、子育て世帯向けリノベーション住宅の企画・立案を行うこととなりました。

志徳リノベ―ション

志徳リノベ―ション


学生たちは、カリキュラムの中で住宅プランを考え、更にUR都市機構の若手職員の方と議論を交わしてプランをブラッシュアップし、実際にお客様にお住まい頂くことが可能なレベルにまで昇華させ、現実のものとして完成しました。完成した住宅は、子育て世帯のニーズに即した快適な暮らしを実現するための工夫を随所に取り入れたものとなっております。UR都市機構が培ってきたノウハウと学生のアイデアを生かして、子育て世帯向けのリノベーション住宅の計画を企画し、このたび2戸が完成しました。

 

■屋外空間プレゼンテーションの様子

志徳リノベーション

 

■現場打合せの様子

志徳リノベーション

 


 

コンセプト:「子育て世代が長く住み続けられる住宅」


【リノベーション住宅のプラン概要(リノベーション後のプラン)】

 

Eプラン/住戸面積61.70 ㎡ バルコニー面積11.50 ㎡
従来の「ダイニング」「リビング」と固定せず、子どもの成長や家族の生活スタイルによって変化出来るようにすべてのスペースを開放的にワンルームとして使ったり、建具やロールカーテンで自由に区切ったりできるプランです。
子どもが小さい時期は様子がわかるようにオープンに使い、子どもが成長し、個室を要求したら区切って使うことができるようにしました。(例:2人の子どもの場合 スペース3とスペース4)
また、内装の仕上げは、もとからある木部はそのままに、全体にホワイトで統一し、長く住んでも、飽きのこないシンプルなものにしました。

Eプラン

 


Fプラン/住戸面積60.35 ㎡ バルコニー面積9.48 ㎡
ナチュラルで温かみのある内装・部屋の一体化等より、子どもとのコミュニケーションが取りやすいプランです。
玄関からスペース1・キッチン・廊下を一つなぎで開放的なスペースとしました。スペース1には、学習机にもできるカウンター兼押入型収納が備わっており、不要時はロールカーテンで隠せます。
廊下横にスペースは、大きなウォークインクローゼットに変更しました。廊下側には壁を新設し目隠しとなっています。
襖でスペース2、3を個室化することができ、使わない場合は収納できるよう配慮もしています。

Fプラン


 

[プロジェクトメンバー]

  • 荒川 司さん(工学研究科研究生)
  • 山本 絵里奈さん(工学研究科研究生)

 

◎住戸プランのリノベーション

  • 天野 健太郎さん(建築学科4年生・常磐高等学校出身)
  • 加藤 幸生さん(建築学科4年生・田川高等学校出身)
  • 黒田 拓也さん(建築学科4年生・藤蔭高等学校出身)
  • 相良 洋孝さん(建築学科4年生・五島高等学校出身)
  • 高野 菜穂さん(建築学科4年生・北筑高等学校出身)
  • 東 幸貴さん(建築学科4年生・翔陽高等学校出身)
  • 平田 くるみさん(建築学科4年生・新宮高等学校出身)


◎屋外空間プロジェクト

  • 建築学科4年生
  • 片山 英子さん(建築学科3年生・小倉東高等学校出身)
  • 島袋 美鈴さん(建築学科3年生・北山高等学校出身)
  • 白石 花奈さん(建築学科3年生・戸畑工業高等学校出身)
  • 高井良 愛貴さん(建築学科3年生・自由ケ丘高等学校出身)
  • ラム タン ダッドさん(建築学科3年生・留学生)

今後は、2年生も加わり取り組んでいく予定です。