第13回「新・木造の家」設計コンペで最優秀賞を受賞

特定非営利活動法人 森林(もり)をつくろうが主催する第13回「新・木造の家」設計コンペにおいて、本学デザイン学部建築学科[三笠研究室]4年生の宮吉 早紀さん(青豊高等学校出身)が、最優秀賞を受賞しました。

設計コンペ

「新・木造の家」設計コンペは、全国の大学生・大学院生等、建築を学ぶ学生が公募対象者で、優秀作品決定後にその中から1点を専門家のアドバイスのもと修正を加えながら実際に施工するのが特徴のコンペです。家族が憩う場所であるという住宅本来の機能を中心にしつつ、防犯性や耐火性・耐震性等の確保の他、現代のライフスタイルや家族構成の変化にも柔軟に対応することができる、斬新なアイデアを取り入れた木造一戸建ての提案が設計課題で、宮吉さんは、8月から取り組み、10月に一次審査を通過、12月9日(土)に熊本県で行われた二次審査の結果、見事最優秀賞に選ばれました。

 

作品名

隠家~いんか~                                      

コンセプト
今回提案した隠家という住まいは、それまで住んでいた住まいを親が子に譲り、親は新しい小さな住まいに移るというかつて日本で行われてきた隠居という住まい方からヒントを得て設計を行いました。設計の対象とした地域は福岡県築上郡上毛町の農村集落です。上毛には豊かな田園環境がありますが、その一方で空き家化や高齢化が進みつつあります。こうした状況を踏まえてこの上毛の環境に馴染み、長きにわたって受け継がれていく住まいを提案しました。

 

設計コンペ

 

[宮吉さんのコメント]

自身のスキルアップを図るためにこのコンペに参加しました。制作期間は1か月半ほどで、まず対象とする地域の調査から始まり、その地域の問題に気づき、その問題の解決に寄与する住まいの計画を行い、模型の制作を行いました。新しい木構造を生かしながら、住まい手に寄り添ったプランを考えるのに苦労しましたが、在来工法を基礎としながら、新しい木構造を提案することができました。審査会場は一般の観覧の方も多く緊張感のある空間でのプレゼンテーションでしたが、一生懸命制作を行った作品で最優秀賞を頂けたことは非常に嬉しかったです。またこれから建築に携わっていくうえでの貴重な経験になったと共に、大きな自信にもなりました。

 

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