国際学術大会「ADADA2011-第9回アジアデジタルアートアンドデザイン学会」盛況のうちに閉幕!!
2011年12月26日 更新
国際学術大会「ADADA2011-第9回アジアデジタルアートアンドデザイン学会」が、12/9(金)-10(土)、北九州国際会議場で開催されました。日本、韓国、台湾などアジアを中心に9ケ国180名(のべ350名)の参加者を迎えて充実した大会となりました。
1日目の「基調講演」第1部は、世界的なメディアアートイベント「アルスエレクトロニカ・フェスティバル」(オーストリア、リンツ市)で2011年度インタラクティブ・アート部門準グランプリを受賞した真鍋大度氏(メディアアーティスト/デザイナー/DJ/VJ/プログラマ、株式会社ライゾマティクス取締役)。真鍋氏は振動、超低周波を使用して触覚と聴覚の特殊性、共通性、相互作用を狙った作品制作を行なう一方で、実験的なターンテーブリストとしても活動、国内外の様々なアートプロジェクトにも参加しています。ウェブからインタラクティブ・デザインまで幅広いメディアをカバーするプロダクション「ライゾマティクス(rhizomatiks)」の取締役で、コミュニケーション・メディアを駆使したインタラクティブな演出を企画・制作。筋肉が収縮する直前に発生する微弱電流を計測するための筋電センサーという装置を使って、微細な動きと映像や音、振動を相互に変化させる作品「Electric Stimulus to Face」は、動画投稿サイト「You Tube」で160万回以上ダウンロードされるなど、世界中から大反響がありました。
写真左から:メイン会場での基調講演は一般公開/真鍋大度さんは女子学生にも大人気
またパフォーマンスユニット「パフューム」の東京ドームライブでのレーザー光線を用いた空間演出やミュージック・ビデオの映像制作も話題に。真鍋氏のダイナミックで多彩な活動に参加者達は大いに刺激を受けた様子でした。
写真左から:TVCMでも話題作「NIKE music shoe」/ダンスパフォーマンスのための映像システム
また、ADADA学会長・坂井滋和先生(早稲田大学)、前学会長・源田悦夫先生(九州大学)による「基調講演」第2部では、今年10年目を迎える国際的なデジタルアート・コンテスト「アジアデジタルアート・アワード(ADAA)」の10年の取り組みを振り返りました。これらの基調講演は「市民公開プログラム」として広く一般に公開されました。
写真左から:インスタレーション作品「Fade Out」/基調講演第2部の坂井先生(左)と源田先生
会場ではまた、真鍋氏の最近作で緑色レーザー光線を用いたインスタレーション作品「Fade Out」の展示や、北九州デジタルクリエーターコンテスト(KDCC)の特別展示も行われました。
2日目の「研究発表」では、コンピュータグラフィックス、WEBデザイン、モバイルフォン、SNS、デザイン理論、メディアアート、歴史文化アーカイブ、博物館展示法など、約80本の専門的な研究発表が5つの分科会に分かれて終日実施され、活発な質疑応答がおこなわれました。
写真左から:本学・菊池学長による大会長スピーチ/コーヒーブレイクは国際交流の場
写真左から:会場の北九州国際会議場(右奥の建物)/アニメやゲームの研究発表も
次年度の大会「ADADA2012」は2012年12月に、安藤忠雄氏の設計で台湾・台中市に現在建設中の「亞州大学アートセンター」にて開催される予定です。
写真左から:インタラクティブ広告に関する研究発表/来年の開催地、台湾・亞州大学の頼先生
ご当地弁当でおもてなし(小倉牛、銀河鉄道999、ベジタブル)/クロージングセレモニーで実行委員長・宝珠山先生
今回の国際学術大会では、本学デザイン学部情報デザイン学科3年生の「学生サポートチーム」が会議の運営サポートに大活躍。ポスター、名札、ウィンドブレーカーのデザイン制作、小倉駅から会場までの参加者誘導サイン計画、各種リストや宿泊マップづくりなどの事前準備から、当日は研究発表で座長をサポートしてのタイムキープ、ランチやコーヒーなど飲み物のサービスまで、「Smile & Welcome !!」を合言葉に細やかな気配りと頑張りを発揮し、各国の参加者から多くの感謝の声が寄せられました。皆さん本当にお疲れさまでした!!
写真左から:小倉駅構内で巨大な歓迎看板が参加者をお出迎え/学生と教員のコラボでデザインされた広報ポスター
写真左から:雨のなか案内係ご苦労さまです!/海外からの参加者も続々と会場に到着
写真左から:サポートスタッフのウィンドブレーカー/北九州国際会議場内の案内図
写真左から:留学生と日本人学生による受付対応/学生サポートチームが大活躍
アジアデジタルアートアンドデザイン学会(ADADA、通称:アダダ)
ADADAは、メディアテクノロジーを基盤とした人間の論理的思考と豊かな芸術的感性との融合によって生まれるメディア芸術・デザインの方法論の確立を目指すとともに、アジアにおける特有な文化的特性を共通の問題として捉え、 学際的研究、産業的展開に貢献しようとする国際学会です。初日12/9(金)、13:00からの「オープニングセレモニー」では、本学の菊池学長が大会長として挨拶されるほか、「基調講演」(真鍋大度氏、ADAAの10年)は「一般市民公開プログラム」として、どなたでも無料で聴講いただけます。
「基調講演」(無料)、「ウェルカムパーティ」(参加費¥3,000)に参加ご希望の方はメールにて事前にお申し込みください。
また12/10(土)の「研究発表」は、学会員以外でも参加できますが、次の参加費が必要です。
非会員:事前登録¥10,000、当日¥12,000




















