小倉祇園太鼓の山車「燦燦号」を制作

「小倉祇園太鼓」は小倉で400年続いている「国指定重要無形民俗文化財」に指定された祇園祭で、2022年は7月15日(金)~17日(日)に本祭りが開催されました。目玉である競演大会では、綱を引く子供たちがお囃子を唄い趣向を凝らした山車飾りと勇壮な太鼓との調和を披露します。3年ぶりの開催となる今回、小倉北区役所からの依頼を受けて、本学デザイン学部 情報デザイン学科 中島教授の指導のもと、4年生の武石 颯太さん(敬愛高等学校出身)と有吉 康太郎さん(ひびき高等学校出身)が、体験山車「燦燦号」のデザインと制作を担当しました。

山車「燦燦号」

体験山車「燦燦号」は、子供たちに小倉祇園太鼓を伝承していく「小倉祇園太鼓塾」という体験企画の一環で練習した子どもたちが引く特別な山車です。燦燦号は、SDGsに取り組む北九州市の「市民太陽光発電事業」のPRとして、太陽の「SUN」、「3年ぶり」開催の「3」を掛け合わせ「燦燦と輝く太陽のようにまちを明るくする祭りに」という思いで命名されています。

山車「燦燦号」

本学学生が山車を制作するのは2回目で、2019年のラグビーワールドカップで北九州市がウェールズチームのキャンプ地となり、さらに小倉祇園太鼓400周年の記念が重なったときに小倉北区役所から依頼を受けて取り組んでいます。今回の燦燦号については使用するモチーフからアイデアを出しました。3Dデータ作成のほとんどを武石さんが担当し、細かいパーツと組み立てを有吉さんと2人で行いました。子供たちに体験したいと思ってもらえるように、小倉のシンボルである小倉城と「とらっちゃ」、低炭素社会のシンボルである「ていたん&ブラックていたん」を飾りました。キャラクタはCADでデータ作成し、データをもとに発泡スチロール加工により企業で制作されました。小倉城はデータを学生が作成し、屋根部分は北九州市内の企業が手掛け非常に美しく短納期で作っていただきました。壁や細かいパーツは大学の3Dプリンタで制作し、組み立てて塗装を施しました。

 

[武石さん・有吉さんのコメント]

普段学んでいるデザインは人をしあわせにすることが大きな目的。ひとりでも多くの人が笑顔でお祭りに参加してくだされば嬉しいです。デザインのちからで地域に貢献することが小倉にキャンパスを置く大学の使命だと思っています。400年以上も引き継がれるこの祭りに貢献できたら嬉しいです。

 

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