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西工大 チャレンジ授業苅田港新松山地区土地造成工事現場見学会に参加(株式会社池間組)

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2025年4月21日(金)に工学部 総合システム工学科 土木工学系3年生のうち、「土木工学実験I・II」を履修している学生39名が講義の一環として、苅田港新松山地区の地盤改良工事の現場見学会に参加しました。

この工事は、福岡県が発注した苅田港新松山地区における土地造成を目的に軟弱地盤対策を行うもので、苅田港の整備に長年携わっている株式会社池間組により施工が進められているものです。軟弱地盤を改良するための、ペーパードレーン工法という地盤改良技術の説明を池間組の技術者から受けたのちに、埋立地で実際にペーパードレーンを打ち込んでいる現場に立ち入らせていただきました。およそ200haという広い面積の造成を管理するためのドローン測量・空撮の実演もしていただき、実際にドローン測量の操縦体験もさせていただきました。

とにかく広い工事現場に圧倒される学生が多く、学生からは「ドローンがなかったときはどのように管理していたのか」「沈下が収まるまで何年くらいの時間が掛かるのか」「空港が近いがドローンを飛ばす条件のようなものはあるのか」など、技術的だけでなく社会的な質問も相次ぎました。

参加した学生からは、「大きな現場でも、地道な作業がとても大切で、その工程があるからこそ安全に暮らしていけるんだなと実感しました」「ペーパードレーン打設機やドローンなどの機械がものすごく作業効率を上げており、機能性のすごさに驚いた」「地道に見えるけど建物の安全を支えるこの工法の重要性や現場で働く人たちのプロフェッショナルな姿勢に感動しました」「今回のような大きい現場を指揮できるような施工管理技術者を目指して頑張りたいと思う」などといった感想が寄せられました。

参加学生にとっては大変貴重な体験となりました。
池間組の皆様、このような機会をご提供いただき、ありがとうございました。