インタビュー特集 卒業生インタビュー

2022年4月現在

大学院

諦めなかった『 教員 』への夢

  • 後藤 慎平さん
  • 福岡県内工業高等学校

西日本工業大学大学院 工学研究科
2012 年度修了

  1. 子どもの頃から、将来の夢は「教員」でした。自宅近くで教員免許を取得できる大学を探しており、西日本工業大学を受験しました。
    オープンキャンパスでは、幼い頃から取り組んでいたサッカーを応援していただける職員や教員から丁寧に対応していただき、ここでなら夢を実現できると感じ、受験することを決めました。

  2. 授業料の全額免除を目指し、特別奨学生であり続けることをモチベーションに勉学に励みました。 保健委員会では、学習支援やピアサポートなどの活動に取り組みました。
    中学校サッカーチームのコーチとして教員の動きや生徒との関わり方を学ぶこともあり、親身になっていただける教員、夜通し遊んだ友達、地域サッカー関係者など、素晴らしい出会いに恵まれました。

  3. 教員採用試験を受験するために、教職科目や専門科目の勉強などに取り組みました。
    就職活動に限らず、常日頃から目上の方にお会いするときには礼儀正しく、明るくいることは意識していました。 どんな時でも「日常」が細部に現れると教わっていたため、それを体現できるように人と接していました。

  4. 現在は、幼い頃からの夢であった「教員」として福岡県内の工業高校に勤務しています。
    この仕事を選んだ理由としては、今まで多くの素晴らしい教員やサッカーの指導者と出会ったことで、「人の心を動かすことができること」に携わりたいと考えていたからです。 「相手の人生に関わること」にやりがいを感じ、多くの財産を得ているように感じます。

  1. 大学院修了後、西日本工業大学の職員として広報の仕事に関わり、サッカー部の監督としても活動させていただきました。
    8年間多くの高校関係者と関わる中で、幼い頃からの夢を叶えたいという想いが強くなり、高校教員として働くことを決心しました。
    現在は、大学で勤務した経験を生かし「進学」に関して詳しく伝えることで、私の特色を生かして勤務することできています。

  2. 現在は工業高校に勤めているため、大学で学んだ専門知識や、教職関連科目で学んだ心理学など生徒と関わる中で多く生かされています。
    特に生かされているのは卒業研究に取り組んだ姿勢と、保健委員会で多くの学生と関わったことです。

  3. 「あきらめないこと」、「行動すること」だと思います。ただし、この2つの大切なことを行うために最も大切なのは「目的を明確にすること」だと考えています。 目的とは、「何のために」夢を叶えたいのかということです。この「目的」が「あきらめない」「行動する」ことの源です。
    考え込む時間ほどもったいないものはありません。失敗してから、どうやったら上手くいくのかを考えるようにすれば、物事が前向きに進んでいくように感じます。

  4. 人生の目標は、私の葬式に1000人以上参列してもらうことです。 今は目の前にいる多くの生徒と関わり、良い影響を与えられる教員になるため努めています。
    教員とは関係がありませんが、ゆくゆくは地元でたこ焼き屋をやりながら地域のサッカーに関わることができる場所を作りたいと考えています。 目の前のことを丁寧に行ない、必要なことを見極めながら進んでいきたいと思います。

受験生へのメッセージ

夢や目標が今の時点で無くても、西日本工業大学で多くの教職員や友達、地域の方と出会うことができると思います。自分が「やってみよう」と思えるかどうか、自分の心に正直にいることを忘れないでください。西日本工業大学で学ぶこと、他の道を選ぶことも、すべては自分の決断です。自分で決断しなければ必ず後悔します。不安なことも多くあると思いますが、私は西日本工業大学で学んで良かったと感じています。
何のために学ぶのか、自分の夢は何のためなのか。大学生活で大きく成長できることを願っています。

デザイン学部

大学での学びは実社会でも生かせる

  • 高田 麻実さん
  • 北九州市役所

デザイン学部 建築学科
2014 年度卒業

  1. 元々建築分野に興味があり、地元である北九州で建築学科がある大学への入学を考えていました。その中で、比較的家から近く、キャンパスが小倉のまちなかにあるということが西日本工業大学を選んだ理由です。
    新しく綺麗なキャンパスで学ぶことは自分にとって、いい刺激になっていたと思います。

  2. 「まちづくり支援グループ3R」というサークルに参加し、小倉の清掃活動やボランティア活動をしてきました。 高校生まで消極的だったわたしにとって、初対面の方と活動することが多いサークルでの経験は、今の仕事に役に立つものとなっています。
    何気なく過ごした大学生活がとても楽しく、卒業後も交流のある友人と出会えたことも思い出の1つです。

  3. 当時やりたい仕事もなく、就職活動では何もしない時間だけが過ぎていました。そんなときに先生から声をかけてもらったのがきっかけです。
    面接の際に1番自分らしく答えることができたのが今の職場だったような気がします。あまり気負わずに取り組むことも大事なことだと思っています。

  4. 最初の配属先の建築課では、学校の耐震補強工事や外壁改修工事の設計・管理をしていました。現在は都市計画課に配属となり、届出の受理や地区計画の策定など地区の特性にふさわしいまちづくりを誘導する業務を行なっています。
    市役所では3年ほどで異動があり、現在の都市計画課は3つ目の職場です。戸惑うことも多いですが、様々な業務に携わることができ勉強の日々を送っています。

  1. 最初は建築課へ配属。同期や上司、周りのすごさに圧倒され、現場の知識を習得すべく勉強しました。4年目から建築審査課へ異動し、事務がメインに。初めての異動に困惑しました。
    現在は都市計画課へ異動し、建築士の資格取得を目標に日々頑張っています。

  2. 現在は解体されていますが、おばせキャンパス内にあったS棟建設時の耐震計算や耐震補強に関する研究が印象に残っています。入職して最初の業務が耐震に関するものであったため、研究室で学んだことが直接繋がる部署への配属でした。
    部署によって業務内容は様々であるため、大学で学んだもの全てが役に立つものとなっていると感じています。

  3. 何においてもチャレンジすることが大切だと思います。 私自身、興味を持ったことややりたいと思ったことに参加することで積極的になり、行動力も身につきました。
    少しでも迷うことがあれば、チャレンジをすることが夢や目標への実現につながり、その行動が新たな夢や目標を見つけるきっかけにもなると考えています。

  4. 建築士の資格を取ることです。正直、今まで資格には興味がなかったですが、入職して7年が経ち、資格を取る後輩も増え、自分も勉強してみようかと思うようになりました。
    目標とはまた違いますが、行ったことのない場所に旅行し、歴史的な建物を見て回りたいです。

受験生へのメッセージ

学生のうちにやりたいことや好きなことをしてほしいと思っています。社会人になり、学生の頃は自由に使える時間がたくさんあったということを改めて感じました。勉強ももちろん大事ですが、遊びの中から得られることや今後役に立つことが必ずあるはずです。
大学は4年間という短い時間ですが、勉強にも励みつつ、学生生活を思い切り楽しんでください。