2025年6月14日（土）に、苅田町子ども会育成連合会（田口朝子会長）の依頼を受けて、本学おばせキャンパスにて「ものづくり体験講座」が開かれました。苅田町子ども会の小学生27名と町社会教育指導員・苅田町生涯学習課の通学合宿担当スタッフの方々約10名が参加されました。

本講座は工学部 総合システム工学科 機械工学系・電気情報工学系が対応し、ものづくりサークル3D造形部の顧問・高教授が「3Dプリンタを用いたデジタルものづくり」を、荒巻研究室・富永研究室協同の卒研・ゼミグループおよび工学部教職課程受講学生有志のチームが「紙ヒコーキづくりとその性能比較体験」「紙パックを利用したブーメランづくりとその飛行特性体験」のブースを開設しました。
 

今回の講座では、ただ、ものづくりを体験してもらうだけではなく、まず、制作要領や物体の飛翔原理を動画スライドや風船を使った解説によって学習してもらってから作業へ進んだ点が特徴です。参加した児童たちは、解説での講師の質問にも元気よく答え、どうやったらうまくいくかを考え、楽しみながら制作していました。厚紙を折ったり切ったりするのに慣れていない児童は学生スタッフがサポートし、全員が完成させることができました。講座終了後は、自分の作品と、高教授が3Dプリンタで制作したオリジナルキャラクターモデルを記念に受け取って帰りました。