西工大 チャレンジ授業筒井小学校家庭教育講座「ドローン博士への道 親子で楽しくはじめの一歩」学生・卒業生がワークショップを企画・実施
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2025年12月20日(土)に北九州市の筒井市民センターにて、デザイン学部 情報デザイン学科の2年生チームによる家庭教育講座「ドローン博士への道 〜親子で楽しくはじめの一歩〜」が開催されました。この講座は、次世代のドローンの担い手を育てる「ドローンネイティブ育成プロジェクト」の一環として行われたものです。大学生たちが講師となり、小学生とその保護者へ向けて、ドローンの魅力と正しい知識を伝えました。
10月からの猛勉強。学生たちが挑んだ「本気の準備」
今回のプロジェクトに参加した情報デザイン学科の2年生チームは10月からこの日に向けて、ドローンに関する徹底的な学習をスタートさせました。講師はドローン撮影やデザイン分野で活躍している本学卒業生の光環デザイン 尾身環希先生で、後輩になる学生たちに厳しい指導が行われました。
- 法律と社会の学習: 航空法や改正されたドローン規制など、複雑なルールをゼロから勉強。
- ファクトチェック: 誤った情報を伝えないよう、最新の法令や技術情報を念入りに確認。
- ニュース調査: ドローンがどのように物流や災害救助で使われているか、最新の活用事例をリサーチ。
「子どもたちに教える以上、中途半端な知識ではいけない」という強い使命感のもと、授業の構成案を何度も練り直し、リハーサルを繰り返す日々。その準備作業は、学生たちにとっても非常にハードな挑戦となりました。
「遊び」から「将来の仕事」へ。伝えたい3つの想い
学生たちがこの講座に込めた目的は、単にドローンを飛ばす楽しさを伝えることだけではありません。
- 正しい知識の習得: 安全に飛ばすためのルールを、子どものうちから身につけてもらう。
- テクノロジーへの興味: 最先端の機体に触れることで、科学や技術への好奇心を刺激する。
- 将来の選択肢: 「ドローンパイロット」や「ドローンカメラマン」など、未来の職業の可能性を提示する。
授業を終えて
当日は、目を輝かせてドローンについて学ぼうとする子どもたちと、真剣に法律の話に耳を傾ける保護者の姿が印象的でした。学生たちは「準備は本当に大変でしたが、子どもたちが『将来ドローンに関わる仕事をしてみたい!』と言ってくれた瞬間、すべてが報われました」と笑顔で語ってくれました。
大学生から小学生へ。バトンがつながれた「空の未来」は、これからさらに大きく広がっていきそうです。
メンバー
- 光環デザイン 尾身環希氏(本学情報デザイン学科卒業生)
- 櫛永 結さん(フライヤーデザイン/情報デザイン学科2年)
- 福田 蝶羽さん(実演/情報デザイン学科2年)
- 造隼 瑠菜さん(クイズ担当/情報デザイン学科2年)
- 山下 城侍さん(企画・脚本/情報デザイン学科2年)