2025年12月17日（水）に工学部 総合システム工学科 土木工学系3年生の学生が、有限会社大膳建設（北九州市八幡西区）主催の現場見学会に参加しました。見学したのは「水道用水供給事業（行橋市・苅田町）送水管布設工事（7-3）」の現場（苅田町光国地内）です。同工事は、北九州市からの水道水を行橋市と苅田町に供給し、安定水源の確保と3市町の水道事業の基盤強化を図ることを目的としています。北九州市で浄水された水道水を送水することで、近年多発している水不足による給水制限が解消される効果が期待できます。

見学会では、有限会社大膳建設や北九州市上下水道局の方から工事概要の説明を受けた後、送水管布設工事を見学しました。また、質疑応答形式で、水道事業の将来や、大手ゼネコンや地場企業で働くことのやりがいや違いなどについても本音でいろいろと教えていただきました。

参加した学生からは「水道事業の大切さが具体的に理解できた」、「工事現場には多くの人がかかわっているが、ちゃんと役割分担していて、とても効率的に仕事を進めていると感じた」、「施工管理者から作業員への指示が的確で、安全に配慮していることがわかった」、「現場の雰囲気はもっとピリピリしているかと思っていたが、新人もベテランもフランクに話していて明るい感じがした」、「今までで一番楽しい見学会だった」などの感想がありました。

ご案内いただいた皆様、誠にありがとうございました。