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西工大 チャレンジ授業SDGs志向のカレー商品開発プロジェクト|北九州市表彰&福岡県食品ロス削減優良取組知事表彰を受賞

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北九州市表彰

情報デザイン学科の学生が参加する「トマトのおんがえしプロジェクト」が、北九州市表彰を受けました。これは、北九州市の福祉、教育、文化、まちづくりなど15の分野において顕著な功績のあった方や、市民の模範となる行いのあった方などを表彰するものです。今回受賞した「トマトのおんがえしプロジェクト」は、地元名産の若松トマトの生産過程で発生する規格外品をレトルトカレーの材料として活用し、その販売で得た利益を子ども食堂支援に回す仕組みを実現したもので、情報デザイン学科の梶谷研究室の学生グループがネーミングやパッケージデザインを担当しました。2024年2月13日(火)に北九州市芸術劇場で行われた表彰式には、研究室から仲宗根 盛太さんと阿部 巧さんが出席し、受賞者を代表してトマトのおんがえしカレーにまつわる制作プロセスをプレゼンテーションしました。

阿部さんのコメント

3年生の時から参加してきた取り組みが、このような公式な場で評価されたのはとてもうれしく思います。これで自分たちは卒業ですが、この取り組みを後輩のゼミ生が引き継いでくれることを楽しみにしています。

福岡県食品ロス削減優良取組知事表彰を受賞

情報デザイン学科の学生が参加する「トマトのおんがえしプロジェクト」が、福岡県食品ロス削減優良取組知事表彰を受賞しました。これは、食品ロス削減の気運醸成と取り組みの更なる推進を目的として、令和4年度から実施されている表彰制度で、今年度は福岡県内の8つの取り組みが受賞しました。その一つとして選ばれた「トマトのおんがえしプロジェクト」は、地元名産の若松トマトの生産過程で発生する規格外品をレトルトカレーの材料として活用し、その販売で得た利益を子ども食堂支援に回す仕組みを実現したものです。

産官学によるこの取り組みに参加したのは、梶谷研究室の学生グループで、ネーミングやパッケージデザインを担当しました。2023年10月13日(金)に福岡県庁で行われた表彰式には、研究室の代表として仲宗根 盛太さんが出席しました。仲宗根さんは、「3年生の時から参加してきた取り組みが、実際の社会貢献につながり評価されたのはとてもうれしく思います。この経験を大切にし、今後も様々なシーンでデザインによる社会課題の解決を試みたいと思います。」と感想を述べました。

「トマトのおんがえしカレー」商品開発

情報デザインの学生がネーミング・デザインした商品販売を記念して北九州市長を表敬訪問

デザイン学部 情報デザイン学科の学生が参加している「トマトのおんがえしプロジェクト」のメンバーが、2023年5月24日(水)に北九州市を表敬訪問しました。このプロジェクトは、味に問題はなくても型崩れのため廃棄されていた北九州名産の若松トマトを活用し地産地消型の6次産業を生み出し、その利益で子ども食堂支援を行うという試みです。商品化したのはレトルトカレー商品「トマトのおんがえしカレー」。レシピを九州栄養福祉大学のメンバーが開発し、本学情報デザイン学科の学生メンバーがネーミングとパッケージを開発しました。

プロジェクトメンバーは、武内和久市長に商品販売の報告を行うとともに、各メディアにお披露目をしてきました。プレゼンテーションを行った仲宗根 盛太さん(梶谷研究室)は、「長い間かけて研究室の学生たちで温めてきたアイデアを実現することができて本当に良かった。今後は子ども食堂の子供たちに楽しく味わってもらえると嬉しく思います。」と語りました。完成したこの商品は、2023年5月27日(土)から北九州市と一部の山口地域のファディで販売されます。

梶谷研究室で制作した店頭販売用のサイネージ映像

動画のサムネイル

プロジェクト進捗状況報告

本学デザイン学部の学生が参加している「SDGs志向のカレー商品開発プロジェクト」のメンバーが、2022年12月27日(火)に北九州市役所を訪問し、北橋市長にプロジェクトの進捗状況について報告しました。このプロジェクトは、型落ちのためフードロスにつながっているトマトを活用したカレー商品を開発し、市内の子ども食堂やスーパーマーケットに提供していくことを目標としています。参加しているのは、若松に本社を構える響灘菜園株式会社や、子ども食堂ネットワーク北九州をはじめとした企業・団体と大学となります。商品開発においては、九州栄養福祉大学のプロジェクトがカレーのレシピを開発し、西日本工業大学の学生プロジェクトが商品ストーリーおよびパッケージデザインの開発を行っています。発表会では、本学情報デザイン学科の学生たちが開発した商品名である「トマトの恩返しカレー」にまつわるストーリーや、制作中のパッケージデザインのラフ案に込めた思いを報告しました。

廣渡さんのコメント

このカレーは、いろんな関係者の思いが詰まった商品。その思いをどのように販売に結び付けていくべきなのかゼミ生全員で企画を練ってきた。その成果を発表できてよかった。

仲宗根さんのコメント

初めてのパッケージデザインでいろいろと苦労したが、試作品づくりを重ねることでアイデアが具現化されていくプロセスを実践的に学ぶ機会となったことがうれしい。商品完成までまだ更なるブラッシュアップを続けていかなければならないが、23年春の販売開始に向けて頑張っていきたい。

「トマトのおんがえしカレー」制作スタッフ学生がラジオ出演

地元の若松トマトを活用したSDGs志向のレトルトカレー「トマトのおんがえしカレープロジェクト」のスタッフ学生が、2023年7月9日(日)10時からCROSS FMでオンエアされる「KITA9PR部のキタナビ!」にラジオ出演します。本学から参加したのは、デザイン学部 情報デザイン学科 梶谷研究室の阿部さんと石田さん。7月2日(日)に実施された収録では、初めてのラジオ出演に緊張しながらも、プロジェクトでのネーミング開発や商品デザインの経緯を紹介しました。

プロジェクト参加学生/情報デザイン学科4年生(梶谷研究室)

  • 阿部 巧さん(小倉東高等学校出身)
  • 石田 悠馬さん(サビエル高等学校出身)
  • 城代 稜平さん(小倉西高等学校出身)
  • 園田 篤崇さん(嘉穂東高等学校出身)
  • 仲宗根 盛太さん(浦添工業高等学校出身)
  • 廣渡 新さん(敬愛高等学校出身)
  • 藤田 凪人さん(野田学園高等学校出身)
  • 矢永 蓮さん(小倉東高等学校出身)