西工大 チャレンジ授業SDGs志向のカレー商品開発プロジェクト

- #情報デザイン学科
- #地域
- #北九州
情報デザインの学生がネーミング・デザインした商品販売を記念して北九州市長を表敬訪問
デザイン学部 情報デザイン学科の学生が参加している「トマトのおんがえしプロジェクト」のメンバーが、2023年5月24日(水)に北九州市を表敬訪問しました。このプロジェクトは、味に問題はなくても型崩れのため廃棄されていた北九州名産の若松トマトを活用し地産地消型の6次産業を生み出し、その利益で子ども食堂支援を行うという試みです。商品化したのはレトルトカレー商品「トマトのおんがえしカレー」。レシピを九州栄養福祉大学のメンバーが開発し、本学情報デザイン学科の学生メンバーがネーミングとパッケージを開発しました。
プロジェクトメンバーは、武内和久市長に商品販売の報告を行うとともに、各メディアにお披露目をしてきました。プレゼンテーションを行った仲宗根 盛太さん(梶谷研究室)は、「長い間かけて研究室の学生たちで温めてきたアイデアを実現することができて本当に良かった。今後は子ども食堂の子供たちに楽しく味わってもらえると嬉しく思います。」と語りました。完成したこの商品は、2023年5月27日(土)から北九州市と一部の山口地域のファディで販売されます。
梶谷研究室で制作した店頭販売用のサイネージ映像

プロジェクト進捗状況報告
本学デザイン学部の学生が参加している「SDGs志向のカレー商品開発プロジェクト」のメンバーが、2022年12月27日(火)に北九州市役所を訪問し、北橋市長にプロジェクトの進捗状況について報告しました。このプロジェクトは、型落ちのためフードロスにつながっているトマトを活用したカレー商品を開発し、市内の子ども食堂やスーパーマーケットに提供していくことを目標としています。参加しているのは、若松に本社を構える響灘菜園株式会社や、子ども食堂ネットワーク北九州をはじめとした企業・団体と大学となります。商品開発においては、九州栄養福祉大学のプロジェクトがカレーのレシピを開発し、西日本工業大学の学生プロジェクトが商品ストーリーおよびパッケージデザインの開発を行っています。発表会では、本学情報デザイン学科の学生たちが開発した商品名である「トマトの恩返しカレー」にまつわるストーリーや、制作中のパッケージデザインのラフ案に込めた思いを報告しました。
廣渡さんのコメント
このカレーは、いろんな関係者の思いが詰まった商品。その思いをどのように販売に結び付けていくべきなのかゼミ生全員で企画を練ってきた。その成果を発表できてよかった。
仲宗根さんのコメント
初めてのパッケージデザインでいろいろと苦労したが、試作品づくりを重ねることでアイデアが具現化されていくプロセスを実践的に学ぶ機会となったことがうれしい。商品完成までまだ更なるブラッシュアップを続けていかなければならないが、23年春の販売開始に向けて頑張っていきたい。
プロジェクト参加学生/情報デザイン学科4年生(梶谷研究室)
- 阿部 巧さん(小倉東高等学校出身)
- 石田 悠馬さん(サビエル高等学校出身)
- 城代 稜平さん(小倉西高等学校出身)
- 園田 篤崇さん(嘉穂東高等学校出身)
- 仲宗根 盛太さん(浦添工業高等学校出身)
- 廣渡 新さん(敬愛高等学校出身)
- 藤田 凪人さん(野田学園高等学校出身)
- 矢永 蓮さん(小倉東高等学校出身)