西工大 チャレンジ授業小倉祇園太鼓像レプリカを制作
- #情報デザイン学科
- #北九州
デザイン学部 情報デザイン学科 趙准教授の研究室が、小倉祇園太鼓像のレプリカを制作しました。制作した作品は、2022年6月6日(月)~12日(日)まで福岡市のアクロス福岡で開催された「小倉ウィーク」で展示されました。(「小倉ウィーク」は、小倉城下町として発展してきたまち、“小倉”を象徴する小倉城をはじめ、工芸、食、文学、祭りなど、さまざまな角度から地域の魅力を紹介する催しです。)
5月31日(火)には小倉北区長の田中氏が来学し、作品を確認されました。アクロス福岡の「小倉ウィーク」会期後(2022年7月1日より)、小倉北区役所に展示されています。
制作手順
最初に大きさを決め、荒巻さんが太鼓を、齊藤さんが太鼓の土台を作り、再度調整をした後、内丸さんが人体モデリングをしました。その後は配置や組み立てれるよう分割し、印刷用のデータを制作し3Dプリンターで印刷しました。最後は組み立て、ヤスリ掛けをし仕上げました。特に、人体の顔と服のシワ、太鼓の縄の部分、太鼓土台の凹凸模様や文字はこだわりをもって作られています。
学生のコメント
60cmということもあり、人体はパーツごとに分けて印刷したため発生した結合部の調整が難しく、印刷に合わせた調整ややり直しが多く、太鼓の縄の細かな部分が上手くいかなかったり、土台との調整もあったり、人体との顔や服の皺など、印刷をかけるまでの調整は大変でした。細かな調整もあったため、噛み合わせや印刷の関係上表面の凹凸もあったため、色々大変でしたが実際形になった喜びもあり、無事完成して良かったです。