西工大 チャレンジ授業実務設計講座を開講(日鉄テックスエンジ株式会社 寄附講座)
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第10回(最終日)の様子
2025年1月16日(木)に、工学部 総合システム工学科 土木工学系3年生を対象とした第10回の寄附講座「実務設計講座(日鉄テックスエンジ株式会社)」が行われ、本年度の講座のすべてが終了しました。
本講座では、土木構造物の特徴の解説やAutoCADによる作図演習をはじめとして、コンクリート構造物の断面力の計算から設計値の照査、設計図面の作成まで、実際の構造物を題材とした演習を通じて実務で行う一連の内容を学びました。
受講学生からは「とても分かりやすい講義だった」「大学で学ぶことと実務との関係がよくわかった」「相手に伝えるための構造計算書や図面の作成方法が理解できた」などの感想が得られました。
また、受講学生のうち2名は、日本製鉄株式会社九州製鉄所(北九州市戸畑区)内にある日鉄テックスエンジ株式会社八幡支店を見学させていただき、実務の様子を実感することができました。
全10回のすべてにおいてご講義いただきました日鉄テックスエンジ株式会社 建設事業部設計技術部八幡設計技術グループ 津末 佳朋 氏に心より感謝申し上げます。
なお、本講座は来年度も引き続き開催される予定です。
第1回の様子
2024年10月10日(木)より、工学部 総合システム工学科 土木工学系3年生を対象とした寄附講座「実務設計講座(日鉄テックスエンジ株式会社)」が開講されました。本講座は、建設業界の将来を担う人材の育成および在学期間中の学びの重要性の再認識を図ることを目的として、日鉄テックスエンジ株式会社によって本学に開設されたものです。
第1回は建設事業部設計技術部八幡設計技術グループ 津末佳朋 氏が講師となり、土木構造物の特徴の解説と、AutoCADの環境設定と基本操作の説明が行われました。津末氏からは特に「設計は構造的根拠に基づいて図面化するので土木工学の幅広い知識が必要」なので「大学の授業と教科書を大切にする」等の印象深いお話をいただきました。
本講座は12月までを目途に毎週1回、合計10回の開講を予定しています。10回の講義を通じて実務設計のノウハウと大学で重点的に学ばなければならないところが理解できるようになることを期待しています。