西工大 チャレンジ授業建設DXとVR体験授業(講師:山陽建設株式会社)
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工学部 総合システム工学科 土木工学系3年生が2024年10月24日(月)の「キャリアデザインII」の講義で「デジタル技術を活用した建設DXとVR体験」を受講しました。この講義は、本学卒業生が多数在籍しているご縁で、山陽建設株式会社(広島県三原市)が有する最先端のIT技術を用いたVR(仮想現実)およびAR(拡張現実)を体験させていただきました。近年、建設業界にデジタル技術が導入されるようになり、建設業界にも変革が訪れていますが、最新鋭の機器を駆使して生かしている建設会社はまだ少ないため、最先端の施工のすがたを体験する機会となりました。
講座では、BIM/CIMと呼ばれる建築・土木構造物のモデルデータの原理と活用方法、VR、AR、MR(複合現実)について説明を受け、実際の構造物データを可視化したモデルで実演していただいた後、学生たちが代わる代わるVRを体験しました。仮想現実世界において距離を測定してみたり、空中の高いところから施工の手順を確認するといった初めての体験に受講生たちも驚きの連続で、授業終了後も多数の学生が残って個別に体験させてもらいました。
受講した学生たちからは、「最先端技術がどのように活用されているのか理解できました」「最初はゲームみたいなものだと思っていたが、実際の建設現場管理に使われていることは想像もしていませんでした」などの声が上がり、実際に体験したからこそ得られる感想が多く見られました。