先生インタビュー 張 栄

日本の外国人雇用について
プロフィール

デザイン学部 情報デザイン学科

張 栄 教授・博士(工学)

中国黒竜江省ハルビン市出身です。小さい頃から、勉強が好きで、いつも本を読んでいました。
特に英語が好きなので、大学は財経大学の英語学部を選びました。
修士学位取得のため、来日し、博士学位を取得するまで、頑張りました。
また、7大学で非常勤講師として教えたことがあります。

研究内容

日本の外国人雇用について

近年、日本の国際化が著しく進んでいます。少子高齢化の影響によって、人手不足が慢性化しており、深刻な社会問題となっています。人手不足への対策の一つとして外国人労働者の受け入れが加速しています。政府が長期就労の外国人労働者を増やすことによって、低迷している日本経済の潜在力を高める方針を打ち出しています。また、3月の教育未来創造会議では、政府が2033年までの外国人留学生を40万人受け入れる目標を示しました。人手不足の背景の下で、今後外国人留学生を積極的に採用する企業も増えていくと予測されます。外国人雇用問題は日本の経済再生および財政再建に関わる重要な課題であり、地域活性化と国際化事業の推進にも貢献すると思われます。本研究は北九州および周辺の企業の外国人雇用の現状調査を行い、外国人の採用、研修および人材管理について提案します。外国人の雇用をこれから計画している企業に役に立つ情報を提供するとともに、トラブルを避けるための重要な示唆にもなることを期待します。

先生の必須アイテム

#01スカイプ

各国にいる研究者たちとリアルタイムに連絡するためです。

受験生へメッセージ

大学では、専門知識だけではなく、ぜひ教養としての英語力を磨きましょう!
近年、日本の国際化が著しく進んでいます。いわゆる「グローバル人材」を求め、まるで全国民が今までにないような勢いで国際化の目標に突進しているようです。グローバル時代では、外国語によるコミュニケーション能力と異文化に対する理解が必要になってきます。大学では、専門知識だけではなく、ぜひ教養としての英語力を磨きながら、視野を広げ、国際時代における新たな生き方について、考えていただきたい思います。