先生インタビュー 富永 萌子

チームの一員になるロボット
プロフィール

工学部 総合システム工学科 機械工学系

富永 萌子助教・博士(工学)

福岡県福岡市出身。物語が大好きで、いつだって本を持ち歩いている子でした。中学の先生からは絶対に文系向きだと言われていました。
大学では、4力(材料力学、機械力学、流体力学、熱力学)に加えて、ロボットやAI、プログラミングなどを学びました。まさに、工学と情報を学べる情報工学部の名前の通りでした。選んだ理由としては、物理が実際にどのような場面で使われるのかその応用先に興味があったからです。物理は得意な方ではなかったですが、好きでした。2015年に九州工業大学情報工学部機械情報工学科で学士を取得。2015年-2018年、九州工業大学大学院生命体工学研究科で修士を取得(2015年-2016年は出産育児のため1年間休学)。2018年-2021年、九州工業大学大学院生命体工学研究科で博士を取得。
2021年4月から西日本工業大学 工学部 総合システム工学科 機械工学系 助教に就任。

研究内容

チームの一員になるロボット

ロボットは今や、工場や宇宙などの別空間ではなく人間の日常の中で作業をするようになりました。ロボットだけの世界ならば、通信で情報交換をしたり、ロボット同士ぶつからないように行動することは可能です。しかし、人間の日常にはロボットの想定をはるかに上回るアクシデントがあります。人間は情報交換手段として、会話だけでなく、表情や身ぶりなどの微妙な振る舞いから人間同士の理解をしています。私の研究では、未来の人間とロボットが共生する社会に向けて、AIや人間工学を駆使してロボットの知能を模索しています。まずはサッカーチームの一員にロボットを!!!

先生の必須アイテム

#01スマートウォッチ

受験生へメッセージ

進んで悩んで楽しんで!
大学に行くか行かないか、どの大学にするか。決めることがたくさんあるよね。自分の人生は自分の責任で、進んで悩んで楽しんでくれたらいいと思います。