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先生インタビュー 山縣 宏美

子どものもつ素朴概念の内容や性質に関する研究
プロフィール

デザイン学部 建築学科

山縣 宏美准教授・修士(教育学)

福岡県北九州市出身。小学校では陸上部、中学では剣道部、高校ではブラスバンド部に入り、とにかく部活漬けの毎日。学校にはほとんど寝に行っているような子どもでした。障害を持つ妹の影響で、心理学を勉強したいと京都大学の教育学部に入学し、最初は臨床心理士を目指すつもりでしたが、3年生のゼミから教育心理学のおもしろさにはまり、現在の専門の道へ。
卒業後は大学院で主に科学的概念の獲得過程に関わる研究を行い、子どもを対象とした科学実験のイベントなどに参加しました。2007年より、西日本工業大学で心理学や教職課程の授業を担当し、授業外では、子ども向けの工作教室や科学実験教室などを開催しています。

研究内容

子どものもつ素朴概念の内容や性質に関する研究

子どもが科学の学習以前に持っている科学的現象に関するイメージ(メンタルモデル)を調査し、課題の種類による解答の違いなどを研究しています。

概念変化を促進する授業方法の解明

子どもの持つ誤概念の修正方法として、反証例となる実験の体験の効果を研究しています。

子ども向けの科学教室、デザインワークショップの実施

現在、主に小学生を対象に体験的な科学教室や、デザイン工作に関するワークショップを実施しています。

先生の必須アイテム

#01骨伝導のヘッドセット

遠隔授業のために購入したのですが、普段も音楽を聴くのに使っています。外にいるときはだいたい大音量で音楽を聴いているので、話しかけられても気づかないことがあります。

受験生へメッセージ

何がやりたいのか、どんな人になりたいのか、決まってなくても全然大丈夫!
私自身、今の仕事は高校時代に考えていたものとは全然違います。大学に入学して、いろいろな人と出会い、いろいろな経験をすることで、だんだんと自分がわくわくすること、やりたいことが見つかりました。大学では、いろんな人と交流して、自分の好きなこと、やりたいことを見つけてみましょう。私も皆さんとお話しできるのを楽しみにしています。