新着情報 日産自動車九州工場と屋外用AGVを共同研究開発！！

日産自動車九州工場と本学が屋外用AGV（Automatic Guide Vehicle：無人搬送車）の障害物センシングシステムの共同研究開発を実施し、見事成功！！

現在、自動車業界ではユーザーのニーズに応えるため、高品質の自動車を低価格で提供するために製造コストの削減が強く求められています。そのため、自動車産業が集積している工学部（おばせキャンパス）の近隣に位置している日産自動車九州工場でも、製造コスト削減の一つの手段として屋外用AGVの研究開発を進めています。 屋外用AGV開発の中で、その実現に必要不可欠な屋外での障害物センシングシステムの研究開発を日産自動車九州工場から本学へ依頼を受け、鷹尾研究室が1年間かけて共同研究開発を行いました。開発は、鷹尾研究室の板野　晋さん（岡山県水島工業高校出身：電気電子情報工学科4年）が卒業研究のテーマとして行い、障害物センシングシステムの開発に見事成功しました。

指導を行った工学部 デジタルエンジニアリング学科　鷹尾教授のコメント

「この貴重な経験を与えていただきました日産自動車の皆様に深く感謝しております。板野君がこの研究テーマに着手してから、知識、情熱、正しいプライドが磨かれ技術者として成長していくことが分かりました。 研究に没頭するあまり就職戦線に出遅れた感のあった板野君ですが、この研究開発を進めるうちにAGV関連企業に就職が内定したのは、ごく自然な流れの様な気がします。」