新着情報 土木工学系サークル EWA（Engineering Women’s Association）を創部
EWA（Engineering Women’s Association）へのインタビュー
Q． 創部のきっかけ、動機は？
全体数の少ない土木工学系の女子学生の学年間の連携を深め、楽しく過ごしやすい学生生活の場を作ることで、土木工学系に入学したいという女子学生を増やしたいという思いがきっかけです。 地域イベント活動への参加や他学校の女子学生との交流を通じて、まだまだ少ない女性の土木技術者としての基礎力を養い、社会人としての成長に努めるとともに学生生活の更なる充実を図っていきたいと思います。
Q． 部員は？
2年生の末永 琴杏さん（美萩野女子高等学校出身）、梅木 みのりさん（京都高等学校出身）、松本 優子さん（岩国高等学校出身）を中心に部員6名で活動を始めました。
Q． どれから、どのような活動を行う予定ですか？
- ボランティア活動や地域イベントを通じた地域貢献
- 他学校の土木女子サークルとの交流会
- 資格取得へ向けた勉強会
- 建設業界で働く女性技術者との交流
- 土木構造物や現場見学を通して土木の知識を深める
Q． 土木工学を学んでいて、“土木についてもっと知りたい” と感じるのはどんな時ですか？
部員全員が普通科出身のため、どの授業も新鮮で非常に刺激になっています。建築などに比べて目立つものではないですが、縁の下の力持ちとして人の命を陰で支える土木はとても奥深く、学べば学ぶほど新たな疑問が生まれてきます。それを一人で考えるのではなくチームとして意見を出し合い解決できた時は、土木の面白さを実感し、もっと知りたい・学びたいと思います。
Q． 今後のサークルの展望について教えてください
土木工学科に入りたいという女子学生を増やし、土木の魅力を伝えていきたいです。また、ボランティア活動などを通して地域との連携を深めることができればいいと考えています。将来的には土木工学系だけではなく工学部の他学科・系の女子学生も参加して、工学部の数少ない女子の過ごしやすい居場所を作りたいと思っています。
Q． 進学先として、土木工学系を選んだ理由は？
熊本地震をきっかけに、防災やまちづくりについて学びたいと思ったことがきっかけです。土木を通じて安全を守り生活を支えることがとても魅力的に感じました。 また、自分のアイディアで社会に貢献したいとも思っています。正直、男性社会といわれる土木業界に入ることは不安でしたが周りの方々のサポートで充実した学生生活を送れています。勉強を進める中で、まちづくりだけでなく港湾や構造にも興味が湧いています。
Q． 土木分野で好きな授業とその理由を教えてください
まだ2年次前期で深く土木の専門分野を勉強していませんが、3D技術を用いたCGデザインやGISの授業は、情報化の進む現代においてとても重要になると思うコンピュータを用いた授業は不可能を可能にすることができ、とても面白いと思っています。
Q． 高校生（受験生）に向けてのコメント
３K（きつい・汚い・危険）で有名だった土木は男性の仕事と思っている方も多いと思いますが、現在は新３K（給料がいい・休暇が取れる・希望が持てる）への改革に力を入れています。国民の安全を陰で支える土木に男女など関係ないと思っています。少しでも土木に興味があるなら、ぜひ土木工学系に進んで一緒にEWA（Engineering Women’s Association）を盛り上げましょう！私たちが皆さんの学生生活を充実させます！！
土木女子サークルEWAとシビルエンジニアリングクラブ（CEC）のメンバー