新着情報 「SDGsの灯り 捨てちゃう油でキャンドルづくり」を開催
本学の工学部 総合システム工学科 土木工学系の学生で結成している「シビルエンジニアリングクラブ」が、2023年7月29日(土)に北九州市の清水市民センターで小学校を対象に「SDGsの灯り 捨てちゃう油でキャンドルづくり」を開催しました。このイベントは、SDGsの一環として環境問題についての授業と、廃油を用いたキャンドル作りのワークショップを2班に分けて実施しました。
環境問題についての授業では、かつて北九州市の空、海、川は、工場の排煙や排水、生活排水で魚が住めないほどの公害問題を抱えており、その克服した歴史と、なぜ公害が克服できたのか、これから今の環境を維持するためにはどうすれば良いのかを、北九州市水環境館の館長や、児童が通う清水小学校の先生方のメッセージビデオを見せて、シンキングタイムを設けました。
廃油を用いたキャンドル作りのワークショップでは、本学の同学科 機械工学系の学生で結成している「3D造型部」が3Dプリンタで制作したテトラポッド(消波ブロック)型の型枠に、サータアンダギー(沖縄の揚げ菓子)を揚げた油(廃油)と凝固剤を混ぜてキャンドルを作り、環境のためには廃油をそのまま下水に流さずリサイクルすることの大切さを学んでもらいました。
最後に参加した児童全員で、持続可能な社会を創るにSDGsのゴールを選びながら、それを達成するためには何をすれば良いのかを考えてもらいました。会の終わりには、ワークショップのために作ったサータアンダギーとテトラポッド型のキャンドルを参加した児童にプレゼントしました。
この清水市民センターのイベントは小学生を対象に「きよみず発!未来を守り隊 出動!」と題し、次の世界を担う子供たちに、清水地域や地球の未来をどうすれば良く出来るかを考える機会であり、その一助になったのではないかと思います。
参加学生(土木工学系)
- 中島 秀麻さん(部長・4年・宿毛工業高等学校出身)
- 麻生 淳平さん(4年・大村工業高等学校出身)
- 新城 夕河さん(4年・名護商工高等学校出身)
- 岩本 悠聖さん( 4年・長崎南高等学校出身)
- 曽我部 敏靖さん(4年・八幡高等学校出身)
- 成田 捷人さん(4年・大分工業高等学校出身)
- 西村 叶さん(4年・佐賀清和高等学校出身)
- 梅木 みのりさん(EWA・2年・京都高等学校出身)
- 末永 琴杏さん(EWA・2年・美萩野女子高等学校出身)