新着情報 math力増す研究部|北九州市制60周年記念事業「第1回スー1★GP」にブース出展
2024年1月21日(日)に、「第1回スー1★GP」が北九州市八幡東区のスペースLABOで開催され、本学のmath力増す研究部がブース出展しました。
この「スー1★GP」は、北九州市制60周年の記念事業として、北九州市内の中学生を対象に「数学の問題を解くこと」を楽しみつつ、数学的思考力を競い合う大会と日常生活や将来の仕事のなかに活きる数学について楽しみながら学ぶことのできるブース見学の2部構成で開催されました。(大会ホームページより一部引用)
本学のブースでは、「工学×数学」をキーワードとして作製した立体パズルや電子ルービックキューブを体験してもらいました。また、math力増す研究部の顧問である機械工学系の松崎准教授が、監修者の一人として、問題監修と採点、表彰式での表彰などに携わりました。
本学工学部の教職課程では、高等学校の工業や情報の教員免許状だけでなく、中学校および高等学校の数学の教員免許状も取得可能です。
当日の様子は、math力増す研究部 秋吉さん(日田高等学校出身)へのインタビュー形式で紹介します。
ブースで体験してもらった出展品は?
「工学×数学」をキーワードに作製した立体パズルは、SolidWorksで組んだ図面を3Dプリンターで起こして、2~3か月程度かけて先輩が制作しました。手のひらサイズから両手で抱えるものまで幅広いサイズ展開となっています。電子ルービックキューブは、Arduinoというマイコンボードを用いてプログラミングして2週間ほどで作製。両手で包み込みきれないほどの大きさです。
体験した生徒や会場の様子はどうでしたか?
各ブースでは数式や工夫した解き方の解説、VRや匂いに関する研究を行ったものなど高校生から企業まで幅広い方たちがいらっしゃいました。皆、興味津々とした様子で各ブースを回って体験しており楽しい雰囲気が伝わってきました。
「スー1★GP」に出展参加していかがでしたか?
とても緊張しました。数学大好きな子ばかりで自分の拙い説明を一生懸命に聞いてくれてとても嬉しかったです。また、他の方々のどのブースも賑わっており、どれも「面白そう」「興味あるかも」と思わせてくれるもいのばかりで有意義な時間だったと思います。
math力増す研究部に入部した理由は?
ボランティア活動か何かで経験を増やしたいと思っており、且つ高校生の時点で好きな科目が数学だったので入部しました。
今年度のmath力増す研究部の活動で印象に残っているや頑張ったことは?
企救丘小学校でのイベントが印象に残ってます。初めての活動というのもありますが、数学という分野に興味津々な児童たちの姿を見て嬉しかったのを今でも思い出します。何よりも凄かったのは限りあるブロック(パズル)を使って巨大ピラミッドを作っていたのは衝撃で作った子供たちらと一緒に喜びました。
今後の目標や将来の夢は?
この部での活動を通して自分の知らない数学の楽しいところを発掘したいです。また、色んな人と交流して知見を深めたり中を築けていけたら嬉しいです。
math力増す研究部|近年の主な活動
- 北九州市のNPO法人「和む」主催の小・中学生対象の無料数学塾での講師
- 2023年11月:本学のおばせキャンパス大学祭「第56回美夜古祭」に出展
- 2023年10月:企救丘小学校で開催された「企救丘校区あきまつり」に出展
- 2023年9月:リバーウォーク北九州で開催された本学の小倉キャンパス大学祭「リバフェス2023」に出展
- 2023年8月:苅田町立図書館で開催された「わくわく科学&算数教室」に出展