新着情報 高知県建築士事務所協会主催の建築デザインコンペで建通新聞社支社長賞を受賞
高知県建築士事務所協会が主催する「令和5年度 第29回建築デザインコンペ」において、デザイン学部 建築学科3年生の石垣研究室(ゼミ生)の宮﨑 海靖さん(高知工業高等学校出身/参加時は2年)が、建通新聞社 支社長賞を受賞しました。
作品タイトル
シュガーロード 400年物語 蘇る歴史と甘味
コンセプト
時代とともに歴史は薄れていき、いつかなくなる。歴史の示し方は様々であるが一般的には教科書で表される。歴史のさまを文字ではなく、もので伝えてみると印象が変わってくる。街道沿線は東子作りの技法なども入手しやすかったため、全国的にも有名なお菓子が生まれた。お菓子の代表格は「長崎カステラ、金平糖」などが挙げられる。本建築物では、400年間の歴史で伝えられた様々なお菓子を一つの施設に集めて、長崎街道の魅力を発信する建築物を提案する。
こだわりの部分
模型を作る際に大学周辺の旧長崎街道・シュガーロードを細部まで表現しました。また、川のリアリティーをもたらすために、レジンを使用したり、アクリル塗料で模型に塗布したりしました。
苦労した点
橋の上に提案する形だったので、左右から人が行き来するので動線計画や川の利用や環境(通風・採光)などを考え、また自分は建築物を提案するときに、レベル(高さ)を大切にしているのでどう表現するかが苦労しました。
大学の講義で役立ったと思うこと
「建築設計」の講義で毎回時に行うエスキスのご指導をしてもらい、自分から見えていない他の視点からのアドバイスが今回のことに繋がったと思います。
宮﨑さんのコメント
学校外以外での評価や他の学生の作品を味わってみて、今後自分の勉強に生かしたいと参加しました。今回、このような賞をもらい非常にうれしい気持ちです。ご指導していただいた先生方のおかげです。本当にありがとうございます。今回の賞に満足せずに常に上を目指して勉強に精進していきたいと思います。審査会では、たくさんの作品があり、自分の技術力では作成できない模型やプレゼンボードが多々ありましたが、受賞したことを自信にして審査会に臨みました。来年また、同コンペに参加して今回より上の賞を目指したいと思っております。