新着情報 「SOFT九州支部夏季ワークショップ2024」で亀井教授が招待講演
工学部 総合システム工学科 電気情報工学系の亀井教授が、2024年8月19日(月)・20日(火)に開催された日本知能情報ファジィ学会九州支部主催の「SOFT九州支部夏季ワークショップ2024 in 熊本」において、20日実施の招待講演の講師として「人工知能・人工生命の社会実装による現場DX化」と題した講演を行いました。
題目:人工知能・人工生命の社会実装による現場DX化
近年、急速な人工知能(AI)の発展に伴って「AIを使いこなす」ことが重要であると言われている。しかしながら、現状のAIの使用法の多くは画像認識や生成AIによる文章や画像生成であり、製造業や農業などの第1,2次産業への応用は進んでおらず、人手不足と言われている分野で活用ができていない。これは、第1,2次産業従事者数の減少に伴って若年人口が減り「デジタルディバイド」が起きていること、また、特に製造業においては「AIのブラックボックス化」により製造ミスが発生した場合に原因が説明できないことが原因である。そこで、製造現場等におけるAI応用=AI社会実装について、AIのブラックボックス化を問わない研究事例および説明可能AIによる判断根拠を明確化した研究事例を示す。また、人工生命による現場最適化事例についても示す。