新着情報 日本水環境学会九州沖縄支部主催の研究交流会に参加

2024年9月3日（火）・4日（水）に熊本県阿蘇市で開催された、（公社）日本水環境学会九州沖縄支部主催の研究交流会に工学部 総合システム工学科 土木工学系4年生の猿渡 湧太さんが参加しました。

本会は水環境の評価、保全、改善を研究対象とする大学、高専の教員と学生がリラックスした雰囲気のなか自らの研究内容について発表し、自由に意見交換するもので、交流を深め、刺激し合うことで研究意欲を高めたり、共同研究を発展させようという狙いがあります。

今回は、本学や九州大学など、福岡県の大学を中心に8大学・高専の教員と学生が24名参加しました。

初日に、猿渡さんは「みずしるべによる遠賀川の水環境評価」と題して、自らの出身地（遠賀町）を流れる遠賀川の総合的な水環境評価の取り組みの紹介と、その手法を九州各地の河川に適用しよう、という提案を行いました。

また、翌日は国土交通省熊本河川国道事務所の案内で本年4月に運用が開始されたばかりの阿蘇立野ダムを見学しました。同ダムは全国的にも数少ない流水型ダムで、治水と環境保全のための流量維持の両立を図る構造や運用方法等を学ぶことができました。

猿渡さんは、本学大学院に進学する予定で、今回の交流会の経験を生かし、益々研究に励んでくれることを期待します。