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新着情報 科学技術活動団体「シビルエンジニアリングクラブ」の活動の一環で、1級土木施工管理技術検定「第一次検定」などに合格

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工学部 総合システム工学科 土木工学系では、科学技術活動団体「シビルエンジニアリングクラブ(CEC)」の活動を通じて、学生の資格取得をサポートしています。施工管理技術検定は、建設業においてはとても価値の高い資格試験です。興味のある学生は勉強会に参加してください。

1級土木施工管理技術検定「第一次検定」に合格(2025年度)

2025年7月6日に1級土木施工管理技術検定「第一次検定」が実施され、本学の科学技術活動団体「シビルエンジニアリングクラブ(CEC)」が開催した勉強会に参加者した学生のうち4名が合格しました。合格発表公表資料によると、今年は全国で47,715名が受験し、そのうち大学等在学者の合格は388名でした。本学の合格者は4名と大健闘の結果となりました。

また、2025年6月1日に実施された2級土木施工管理技術検定「第一次検定」に土木工学系の学生2名が合格。2級造園施工管理技術検定「第一次検定」にも1名が合格しました。

1級土木施工管理技術検定「第一次検定」合格者

  • 鈴木 幹之佑さん(土木工学系4年)
  • 竹下 颯さん(土木工学系4年)
  • 横尾 建志さん(土木工学系4年)
  • 銘苅 晃太さん(土木工学系3年)

合格者インタビュー

1級土木施工管理技術検定「第一次検定」に合格した鈴木 幹之佑さん(土木工学系4年・九州産業大学付属九州産業高等学校出身)のインタビューをお届けします。

 Q. 勉強方法や勉強時間は? 

新学期が始まり、約3か月間毎週火曜日にCEC顧問の先生の指導のもと、過去の問題集を解いていきました。初めは、先生からいただいた問題集を元にA問題から始め、テキストを使いながら問題に慣れていきました。2か月目から、テキストを参考にせず90分間実際の試験と同じように解いていき初めのころは分からなかった問題も解けるようになり、活動の中でも合格点数を出せるようになっていきました。また、3か月目では毎回の活動で合格点をとれるようになりました。この活動を通して1番良かったことは、試験会場へ行く際に自信を持って行けたことだと思います。資格取得を目指す方はシビルエンジニアリングクラブの活動に参加することにより、勉強を行う習慣もつき、仲間と協力しながらできるのでよりよい資格勉強ができると思います。

硬式野球部に所属していたので、練習が休みの日や講義がある日に時間を作って勉強を行いました。個人勉強では、YouTubeを利用しました。私が受ける資格の問題を出している方のものを参考に勉強をし、過去問題を解くというということを繰り返し行いました。毎日3時間の勉強を3か月続けることにより、自信をもって試験に臨むことができました。勉強を多くすれば自信として自分に返ってくるのだと改めて感じました。

 Q. 受験した動機は? 

1級土木施工管理技術検定は、大規模な建設工事を行うにあたって必須の資格であり、2024年から受験資格が改正され、大学生から第一次試験は受けられることを先生方に教えていただきました。私は、その話を聞き就職してから受験するのではなく、大学生の間に受験することに決めました。少しでも早く就職先の企業に貢献したいという思いとともに、将来のキャリアアップを見据えて自分の強みになる資格を取得したいと思いました。新しい知識を学ぶことで、今後の仕事や人生に生かしていけると考え受験を決意しました。

 Q. シビルエンジニアリングクラブでの活動の思い出は? 

試験の1か月前になると、全員集中して行い問題の点数を競い合ったのが1番の思い出です。よき仲間であり、ライバルとして皆で高め合いながら勉強を行った結果が合格に繋がったと思います。

 Q. 一番好きな講義・頑張って履修した講義は? 

土木3力である、水理学、構造力学、土質力学を特に頑張りました。最初は専門用語が多く理解が追い付かなかったのですが、実習などを通して徐々に専門用語を理解し、実際の現場と結び付けて考えるようにしてから、理解するようになりました。4年間で学んだ内容が資格試験にも出題されるのでこれらの講義を頑張って受けてよかったなと思います。

 Q. 今、熱中して取り組んでいることは? 

部活動を引退したので、アルバイトを頑張っています。私は、weddingとrestaurantで働いているので、接客サービスとして目配り気配りの大切さを学んでいます。この気配りは土木施工管理者として現場の方々とよりよいコミュニケーションをとる際に役立つと思っています。少しの変化に気づいて対応することができるようになっていると思います。また、趣味として、さまざまなアウトドアを行っていますが今は、バイクに乗っています。もともと興味があったのですが時間ができたので、休みの日にはツーリングをするなど充実した日々を過ごしています。卒業までに四国一周したいと考えています。また、洋服も好きなので買い物など残りの大学生活を楽しみたいと考えています。

 Q. 次の目標は? 

次は1級造園施工管理技士の取得に向けて頑張ろうと思っています。卒業後の仕事で多くの経験を積みたいと思っているので、その経験に少しでも役に立つ資格を取得したいです。私は常に成長をしていきたいと思っているので、何歳になってもこの気持ちを忘れずに挑戦していきます。西工大で4年間学んだことを生かして将来頑張っていきたいと思います。

鈴木さんのコメント

合格発表当日は、信じられず何度も結果を見直しました。勉強を行うときは何度も挫けそうになったのですが、合格発表の日に頑張ってよかったなと感じました。この結果は自分自身の頑張りだけでなく、活動を開いてくださったシビルエンジニアリングクラブ(CEC)顧問の先生や共に資格取得を目指し勉強をした仲間のおかげだと思っています。周りの方の支えがあり、見事合格することができたので、感謝の気持ちでいっぱいです。

1級土木施工管理技術検定「第一次検定」に合格(2024年度)

2024年7月7日に令和6年度 1級土木施工管理技術検定「第一次検定」が実施され、工学部 総合システム工学科 土木工学系3年で、科学技術活動団体のシビルエンジニアリングクラブ(CEC)に所属する城後 慎之介さんと玉栄 祐雅さんの2名が合格しました。

1級土木施工管理技術検定は大規模な建設工事を請け負うことのできる監理技術者になるために必須の国家資格であり、これまでは就職してからでなければ受験することができませんでしたが、本年度から受験資格が改正されて大学生(19歳以上)であれば第一次試験を受験することができるようになりました。

城後さんと玉栄さんは、それぞれ3月下旬の受験申込後から勉強を始め、試験前1ヶ月や1週間前には集中して取り組み、見事合格を勝ち取りました。CECでは毎週月曜日の1時限目に勉強会を開いて支援しました。

合格発表公表資料によると、全国で51,193名が受験し、そのうち大学生の合格者は僅か247名(約0.5%)の狭き門でしたが、「大学の講義で学んだことが問題に出た」「ちゃんと勉強すれば合格できる」「試験は自信をもって臨むことができた」との感想をもったそうです。合格者は「1級土木施工管理技士補」の称号が与えられ、就職すると直ぐに監理技術者の補佐や主任技術者になることができるので、就職活動にも大変有利です。

3年生はこれから就職活動が始まります。希望どおりの企業に就職し、将来の夢が叶うことを期待しています。