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新着情報 高校生が西工大スポーツテクノロジー研究所で投球解析! ラプソードとモーション解析でフォームを学ぶ

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西日本工業大学スポーツテクノロジー研究所に、北九州市立高等学校から教員2名と野球部員7名が2025年8月25日(月)に来学し、投球解析体験を行いました。これは本学と同校との高大連携協定に基づいた取り組みの一環です。当日は、スポーツテクノロジー研究所の所長である池永 昌弘 准教授と、本学工学部 総合システム工学科 機械工学系に所属する学生2名が中心となり、野球における投球データを取得しました。

測定には、プロ野球選手も活用する「ラプソード」を用い、球速やボールの回転数、回転効率などを数値化しました。さらに、モーションキャプチャーシステムとフォースプレートを使うことで、球速に関係する「ブレーキ力(地面を押す力)やブレーキタイミング」を可視化しました。普段は感覚でしか分からない身体の動きが、実際の数値として示されることに、生徒たちは大きな関心を寄せていました。

事前に生徒たちには、自分の投球フォームについて気になる点や課題を整理してもらいました。そして、実際に投球した後そのデータを基に池永准教授がフォームを解説しました。最後には、生徒たちにこれらのフィードバックを受けての感想を記入してもらい、技術向上への気づきにつなげました。体験の中では、本学硬式野球部の木地 真大 投手や安藤 奏人 学生コーチが実演を交えながら、生徒からの専門的な質問に丁寧に答えている姿が印象的でした。投手ならではの感覚や練習法を直接聞くことができ、生徒たちにとって非常に貴重な機会となったことでしょう。
今回の解析で、自分の課題点を把握できた生徒たちは、トレーニングを積んだ後に再度測定することで、自らの成長を客観的に確認することができます。このように、西日本工業大学のスポーツテクノロジー研究所は、今後もスポーツ工学の最新技術を活用し、選手の競技力向上を支援してまいります。
スポーツテクノロジー研究所
  • 池永 昌弘 准教授
  • 古門 良亮 准教授
  • 井上 翼 准教授
工学部 総合システム工学科 機械工学系
  • 安藤 奏人さん
  • 木地 真大さん
北九州市立高等学校
  • 梅木 誠人 教諭
  • 皆川 幸史朗 指導教諭
  • 野球部 生徒7名