新着情報 学生インタビュー|情報デザイン学科 赤木かえでさん(Woman Will 北九州プログラムに参加)
デザイン学部 情報デザイン学科2年の赤木かえでさん(小倉東高等学校出身)が、女性の視点から北九州市の未来を提案するために実施された「(仮称)Woman Will 北九州」のプログラムに参加しました。赤木さんの活動や感想をインタビュー形式でお伝えします。
インタビュー
Q. 参加した理由は?
学内の掲示板に掲載されているのを見て、このプログラムを知りました。内容に興味を持ち、新しいことに挑戦してみたいと考えていたこともあり、参加を決めました。少しでも関心を持ったことには積極的に行動したいと思い、そのまま申込みを行いました。
Q. 参加が決まって準備したことは?
参加が決まってからは、私が住んでいる街にはどのような生活のしづらさがあるのかを意識して考えるようになりました。駅の設備や街の様子、日常生活の中で感じる違和感などについて、「これは問題として捉えられるのだろうか」と疑問に思う場面も多くありました。そのような視点を持つことで、これまで当たり前だと思っていたことが、実は生活のしにくさにつながっているのではないかと考えるようになりました。この経験を通して、自分が住んでいる地域についてより深く調べるきっかけになったと感じています。
Q. キックオフミーティングの様子は?
参加者は大学生や社会人など、さまざまな年代の方が集まっており、幅広い立場から意見が交わされる雰囲気でした。キックオフミーティング後にグループ分けが行われ、私は「まちのコンテンツ」をテーマとしたチームに参加しました。このチームでは、地域の魅力をより多くの人に発信し、特に若者女性に選んでもらえるような取り組みについて考えることを目的として活動しました。私は学生の立場から、学生が北九州市に残りたいと思えるような要素について考えることに興味があったため、このグループを選びました。グループ内は社会人3名、大学生3名の計6名で構成されており、世代の異なる意見を取り入れながら活動を進めることができました。
Q. 定期勉強会はいかがでしたか?
定期勉強会では、北九州市の若者が遊びに行きやすい場所について調べたり、自分がこれまであまり訪れたことのない場所について知る機会があり、さまざまな視点や意見があることを学びました。また、外部講師の方をお招きし、女性の働き方の変化や現状についてのお話を聞く機会もあり、地域や社会の課題について理解を深めることができました。
Q. 中間・最終報告会の準備や担当したことは?
中間・最終報告会に向けた準備では、平日の夕方にチームメンバーの都合が合えば集まったり、オンラインミーティングをしたりして、何度も話し合いを重ねました。発表前には実際に時間を計りながら練習を行い、発表のスピードや内容について意見を出し合い、より伝わりやすい構成になるよう調整しました。最終報告会当日は、北九州市役所の方々に加え、北九州市長である武内市長も来場されており、非常に緊張感のある雰囲気でした。報告会では、発表内容に応じてスライドを切り替える担当を務めるとともに、1年間の活動を通して感じたことや学んだことについて、チームを代表して発表させていただきました。
Q. 参加しての感想は?
興味があるという気持ちの勢いで参加を決めましたが、定期勉強会や中間・最終報告会などの活動を通して、これまであまり意識してこなかった自分が住んでいる地域について、改めて知ろうとするきっかけになりました。駅や市の施設を訪れた際に地域イベントのチラシに目を向けるようになったり、情報を自分から集めるようになったりと、日常の中での意識にも変化がありました。また、何気なく遊びに行っていた場所やイベントについても、「なぜこの場所には人が集まるのか」「なぜ若者が少ないのか」といった視点で考えるようになり、その背景や理由について深く考える機会が増えました。他大学の学生や社会人の方々と関わりながらグループワークを行ったことで、大学生活の中ではあまり経験できない貴重な体験をさせていただいたと感じています。
最終的に、私たちの「まちのコンテンツ」チームでは、若者女性が楽しめる「非日常」が北九州市には不足しているという課題を設定し、その解決に向けた具体的な提案を行いました。「#北九州推し」を合言葉に、立地条件は良いものの十分に活用されていない場所を活用し、「好きだからこのまちに住み続けたい」と思ってもらえる人を増やしたいという思いを込めました。私自身も、将来就職の関係で北九州市を離れる可能性はありますが、このまちがとても好きです。時には怖い印象を持たれることもありますが、胸を張って「北九州が好きだ」と言うことができます。就職などで一度離れたとしても、帰ってきたときに「やっぱり好きだな」と思える場所があることは、とても素敵なことだと思います。
この活動に参加したことで、交通の便の良さやイベントの多さ、子育てや医療面での充実など、これまで当たり前だと思っていた地域の魅力にも気づくことができました。地域のことに目を向け、魅力や課題を知ることはとても楽しいことであり、この気づきこそが今回の活動を通して得られた大きな学びだと感じています。
Q. 成長できたと思うことは?
より自分が住んでいる地域について知ろうとする姿勢がこの活動により身についていると思います。大学生だけでなく、社会人の方などさまざまな世代の方が集まっていることにより、大学では経験できないような体験をすることができました。他大学の方や社会人の方とのグループワークをする中で、その中でどう進めているのか、どう意見をまとめていくのかなど、社会人の方と活動するからこそ、より考えなければいけないところもありました。逆にこういう進め方、空気の読み方すごくいいなと学ぶ点もありました。
今回の活動を通して、チーム内での役割分担の重要性や、話し合いの中でどのように意見を聞き、取り入れていくかについて深く考える機会になりました。今後、私は写真同好会の部長として活動していく予定であり、後輩や同級生、先輩など、さまざまな立場の人の意見に耳を傾ける必要があると感じています。今回の活動では、同年代の学生だけでなく社会人の方とも一緒に活動したことで、異なる年齢層や立場の意見をまとめながら、円滑に進行していくための工夫や姿勢を学ぶことができました。この経験を生かし、サークル活動においても一人ひとりの部員と向き合いながら、意見を大切にし、写真同好会がより活発で楽しい場となるよう努めていきたいと考えています。
Q. 今後の目標は?
今後の目標として、Adobe Illustrator、Photoshop、Premiere Pro、After Effectsといったソフトの知識や技術を身につけ、さらに3DCG制作ソフトであるMayaについても継続して学んでいきたいと考えています。今回の活動に参加したことで地域への関心が高まり、12月に開催された「北九州市商店街PR動画コンテスト」にも応募してみたいと思うようになるなど、興味の幅が広がりました。その中で、地域の魅力を自分の表現を通して発信したい、何か行動に移したいという思いがより一層強くなりました。だからこそ、在学中に学ぶことができるAdobeソフトやMayaを使いこなせるよう、積極的にスキル習得に取り組んでいきたいと考えています。将来的には、これまでに身につけた知識や技術を生かし、地域の活性化につながるような取り組みに関われたらと思っています。現時点では具体的に参加を予定しているプロジェクトはありませんが、挑戦したいと思える機会が訪れた際にすぐ行動できるよう、基礎力と応用力の両方を高めていくことを目標としています。