新着情報 株式会社システム1とSDGs実現の寄与を目的とする産学連携協定を締結
本学と株式会社システム1(本社:北九州市八幡西区)は、「地域社会の発展と大学の教育研究をはじめとする学術の振興を図り、もって、豊かで活力ある社会創造に向けたSDGsの実現に寄与すること」を目的に、大学(本学)の付加価値向上ならびに連携企業(システム1)の魅力ある発展を通した地域貢献及び地元定着(人口減対策)を目指し、産学連携協定を締結しました。調印式は、2020年7月14日(水)に本学小倉キャンパスで執り行われ、株式会社システム1の代表取締役 古川 伸一氏と本学 片山学長が協定書に署名いたしました。
写真左から:株式会社システム1・本学卒業生 光末氏、専務取締役 藤野氏、代表取締役 古川氏、本学 片山学長、古田教授、三笠准教授
株式会社システム1は、新築住宅設計施工や店舗新装・改装、リフォーム・リノベーション等を手がける建設会社で本学卒業生も多数入社しています。省エネ住宅を標準化しており、LCCM住宅の認定を使った「サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」やIotを利用して住宅性能と健康の関係を研究する「同事業(次世代住宅型)」などを積極利用されています。また耐震に特化した長寿命家づくりをパッケージ化し、全国に向けてのフランチャイズ展開を図っています。今後は産学連携による協働で、構造用金物を用いた耐震性能を図る試みやCLT(Cross Laminated Timber:積層接着した木質系材料)を使用した一般住宅の普及に向けた開発を行い、本学教員・古田教授が持つ「木造制震技術」や三笠准教授の「新しい働き方に応じた住まいのデザイン」、そして学生のアイデアを掛け合わせたモデルハウスプロジェクトなどが始動します。
本協定の連携・協力事項
- 人材育成や学習機会の充実による地域の人材育成のための連携協力
- 情報交換、知的・人的・物的財産の活用による地域活性に向けた連携協力
- イベント、共同セミナー等地域づくりのための連携協力
- サステイナブルな未来構築に寄与すべく、木造住宅の付加価値向上を目指した新商品・新構法の開発研究展開に向けた共同事業の連携協力