新着情報 港湾版インフラDXを用いた苅田港現場見学会
2021年12月15日(水)に、神野建設株式会社主催の「港湾版インフラDXを用いた苅田港現場見学会」が実施されました。工学部 総合システム工学科 土木工学系の高見研究室と松下研究室に所属する3年生10名が参加しました。
見学会では、国土交通省九州地方整備局苅田港湾事務所にて、防波堤築造工事の事業・工事概要を説明いただいた後、CIM(Construction Information Modeling)で作成された現場をVR(Virtual Reality)で体験しました。その後、苅田港から船に乗り、L型ブロックやケーソンを据え付けている海上現場を見学しました。700t吊の起重機船が作業を行っており、陸上では見ることができない大迫力の工事を体験することができました。
写真左から)VR体験、海上見学
学生から「VRは想像以上のリアルさに驚いた。防波堤の完成イメージが得られた。」「講義では得られない体験ができた。」「VRで現場がイメージし易くなり、工事のやり方が変わると思う」「海洋土木の仕事がしたいと思っており、この見学会でより思いが強くなった」といった感想が聞かれました。
国土交通省では建設業務の効率化を目的として、2012年からCIMの活用を推進しています。これから土木分野で活躍する学生にとって、最先端の技術を経験することができ、とても有意義な見学会となりました。