新着情報 日本知能情報ファジィ学会九州支部学術講演会において優秀講演賞を受賞
2023年12月9日(土)に熊本高等専門学校(熊本キャンパス)で開催された「第25回日本知能情報ファジィ学会 九州支部学術講演会」において、工学部 総合システム工学科 電気情報工学系[亀井研究室]4年生の杉本 健太さん(北九州市立高等学校出身)が、「農業DX 化のためのIoT センシング技術の基礎研究」についての発表を行い、学生優秀講演賞を受賞しました。
発表した研究の内容
- 現状のDX化ではデータの見える化止まりであり、データの活用まで行っていることは少ない。今回の研究の最終目標としては、AIを用いて高度な管理栽培システムを構築する。
- データを収集するためのハードウェアデバイスを構築した。
- データ収集を開始。しかし、データ収集用のハードウェアが止まることがしばしば。
- デバイスが止まった際に発生した、欠損値処理の方法。
杉本さんのコメント
亀井先生や研究室の友人に発表練習を手伝ってもらったおかげで当日は変な緊張をすることなく、ある程度落ち着いて発表することができました。学会に参加することで、その道の教授の方々から質問やアドバイスをいただき今後の研究の視野を広げることができました。まさか自分の発表で学生優秀講演賞を受賞することができると思っていなかったので嬉しいです。自分の力だけでは絶対に受賞できなかったので、亀井先生や研究室の友人に非常に感謝しています。この場をお借りして、感謝申し上げます。今後は、まずは卒業に向けて続きで行っている研究を区切りのいいところまで進めると共に、この研究を引き継いでくれる学生のために準備をしていきます。また、就職先が製造業のためここで得たモノづくりの経験を生かして卒業後も精進します。