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新着情報 Autodesk Fusion 学生デザインコンテスト 2024-25(5月):優秀賞を受賞

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Autodesk Fusion 学生デザインコンテスト 2024-25(5月)

デザイン学部 情報デザイン学科4年で「Creators Labo」所属の飯星 登也さん(敬愛高等学校出身)が、「Autodesk Fusion 学生デザインコンテスト 2024-25」(5月のテーマ:「砂時計」)において、優秀賞を受賞しました。
作品名:星の歴史

天球儀を合わせ、小説やゲームに出てくるようなファンタジーな天球儀を作りました。フレーバーテキストがあるならこんな感じがいいです。天球を模した砂時計のようなもの。地上の誰もが知り得ないはずの、ありとあらゆる星々の経験を知覚させる。それは簡単に人をちっぽけにする。彼らはお星様になれたろうか。

作品制作について

小さい頃からものづくりが好きで、工作をしたり、その上で設計図を描いたりすることが多かったので、ものづくりができるサークル「Creators Labo」に入り、Fusion360を使って想像に一番近い形を作り出せるようになりました。そのサークル活動で月一度、このコンテストに作品を提出することになっていたので応募しました。最初の案では、ファンタジーとSFを掛け合わせ、この世の全てを記録するブラックホールストレージとして、砂時計中央部分にブラックホールを配置する予定でした。しかし、あまりにも不定形なそれをCADで作るのは酷だと考え、ブラックホールの絵を外部ツールで描いて画像配置もしてみましたが泣く泣く削除しました。その後は、テクスチャ、ライティング、HDRI、カメラワークの調整とレンダリングを納得するまで繰り返しました。天球儀の腕部分の角度は主題である砂時計がよく見え、且つ天球儀と一目見てわかるほどの主張をさせました。また、ライティングにも苦戦しましたが、神秘的な光を帯びつつ、物としてのリアリティを出しました。幻想的な雰囲気を醸し出せたと思います。

飯星さんのコメント

頑張って作ったものの、他の作品が自分のものより優れているように見え、受賞しないとたかをくくっていたので驚きました。先生からサークルのグループLINEで、「”近隣知り知り”って誰?」と私のコンテスト用のニックネームの持ち主を訊かれたのでぬるりと驚きがこみあげてきました。でもこのニックネームでいいのか、割と不安です。将来は、イラストレーターとして活躍し、VTuberのキャラクターデザインや画集を出したりしたいです。個展の開設、作家枠でのコミケへの参加などやりたいことが沢山あります。

Autodesk Fusion 学生デザインコンテスト 2024-25(4月)

デザイン学部 建築学科4年の眞當 未桜さん(早鞆高等学校出身)が、「Autodesk Fusion 学生デザインコンテスト 2024-25」(4月のテーマ:「理想の机」)において、最優秀賞を受賞しました。

眞當さんはデザイン学部のモノづくり活動サークル「Creators Labo」に所属しており、今年度も「Creators Labo」から最優秀賞受賞者が輩出されました。

作品名:セレンシア・アクアワークス

「セレンシア」は穏やかさを連想させ、「アクアワークス」は水色の作業空間を表しています。この名前は、落ち着きと集中力を高める作業環境をイメージして名付けました。明るい環境での作業を重視し、作業スペースには大きな窓を配置しました。これにより、自然光を最大限に取り入れ、明るく開放的な雰囲気を制作することができました。また、壁ではなく木と木の間に隙間を設けた、開放的かつ閉じた空間の両方を味わえるデザインにすることより、リラックスしながらも集中して作業できる快適な環境になりました。そして、私の好きな水色を小物に取り入れました。

眞當さんのコメント

自分の好きな色や欲しい家具を作り、とにかく理想の空間を追求しました。「理想の机」を考える際、机だけでなく、机を置く空間全体から考え始めました。時間をかけたところは、椅子のクッション部分です。使用したことのなかったフォームというものを使用し、布の柔らかさを表現しました。家具や小物などを細部までこだわり、時間をかけて丁寧に制作したこの作品は、私の好きなものをたくさん詰め込んだものになりました。その作品が最優秀賞を受賞できて、とても嬉しかったです。今後、3D技術をさらに上達させたいと考えています。また、デザインとしての発想力を向上させ、これらの技術を建築にも生かして、より良い作品を作りたいと思っています。

CreatorsLaboでの活動について

当時部長だった友人に誘われ、元々ものづくりが趣味だったことからサークルの活動内容に興味を持ち、入部しました。学年や学科が違っても、部員同士仲良く活動できているので楽しく活動しています。Fusion360はまだまだ未熟なので、分からないところを部員に聞いたりしながら作品を制作しています。