新着情報 自動車関連企業に本学の半導体プロセスDX教育構想を紹介

西日本工業大学の工学部が立地する苅田町は、日産自動車九州株式会社やトヨタ自動車九州株式会社など自動車関連企業の集積地であり、2024年6月25日（火）に開催された苅田町自動車産業振興協議会の定期総会終了後には、本学工学部長で地域・産学連携センター長の有田 潔 教授が、現在、工学部で進めている「半導体プロセスDX教育構想」について講演を行いました。

自動車をはじめ、ものづくりには欠かせない半導体は、近年、九州ではTSMCの熊本進出などにより半導体産業が活発化してきている一方、半導体技術者は年間約1,000人不足することが予想されており、半導体人材の育成が課題となっています。本学では、これらの課題を解決するため、昨年度、文部科学省の私立学校施設整備費補助金を獲得し「DXと半導体プロセスを活用した微細加工設備を用いた新たな教育プログラム」の整備を進めています。

有田教授は、本学に赴任する以前は永年、大手半導体製造メーカーで半導体プロセスの研究を行っており、今後はデータサイエンスやAIを用いた実践型の半導体技術者の育成が期待されます。