新着情報 ハイライツ(株) クリエイティブディレクター 下川大助氏をお迎えして(スタートアップセミナーII)
2024年10月16日(水)のデザイン学部 情報デザイン学科の講義には、ハイライツ株式会社のクリエイティブディレクター 下川 大助 氏を講師にお迎えしました。下川氏は2020年8月に北九州市のクリエイティブディレクターに就任され、 これまでにも本学の講義において北九州市のブランディング「New U」のプロモーションを考えるPBL型演習(情報デザイン学科3年生履修/2021年度)に参加させていただいたり、北九州市および本学主催の「北九州デザインシンポジウム」(2021年度)では講師を務めていただいたりしています。
今回は、情報デザイン学科1年生に開講している「スタートアップセミナーII」の講義において、「共感を生むブランドアクション」と題して、北九州市のクリエイティブディレクターの活動(庁内各部署からの相談、60周年ロゴとスローガン、ニュー北九州シティ、地方創生の都市ブランドについて)やこれまでに手掛けられたブランディング事例に関することなどをご講演いただきました。
受講学生の感想(1)
デザインを通して企業や行政のブランディングを行っていくお仕事があることを初めて知り、デザイナーの仕事の幅が広がっていることが実感できた。特に、企業オリジナルのロゴを持つというブランディング方法はとても面白いと思った。続いて紹介された架空の都市のブランディングに関しては、デザイナーがクリエイターのような役割を担っているとてもユニークな事例だと思った。実際にそのような場面でデザイナーの必要性が認識されていることにも驚いた。全体的に、「ブランディングデザイン=ルール/ガイドラインを作る」という考え方が印象的だった。
受講学生の感想(2)
私は色々なものに興味があるが、もしデザインで仕事をするなら興味を向けるジャンルを絞っていかないといけないと勝手に思っていました。でも今日話を聞いていろんなことに興味を示せるのは自分の強みになるし、新たな道を作ってくれるのだと感じました。今私たちの身近にあって見てもわからないものがないほど下川さんたちのデザインが浸透しているのはすごいと思ったし、そのために何をしないといけないのかを考えてデザインなどをされているのがすごいと思いました。私はデザインの道にはっきり進むと決めたわけではありませんがデザインが少しでも関わる仕事に就きたいと思っています。下川さんの話はブランディングデザインについてでしたがそれが以外にも多くの知識を持っていたからここまで浸透するものになっているのだと思いました。私もいろんなことを吸収していきたいと思ったし授業などで模擬ポスターなどを制作する際に何を気をつけてしていくべきなのかについて考えさせられました。今回のお話を通してブランディングデザインの奥深さに触れすごく面白いと感じました。今まで知らなかった分野のデザインのことについて知れて面白かったという体験をそこで終わらせず、気になったのなら勉強したり本を読んだりしたいと思いました。貴重なお話ありがとうございました。