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新着情報 品質管理検定3級に機械工学系の学生4名が合格(2024年度)

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工学部 総合システム工学科 機械工学系の学生4名(3年2名、2年2名)が品質管理検定3級に合格しました。合格者のインタビューをお届けします。

合格者インタビュー(3年生)

品質管理検定3級合格:岡田 春輝さん(機械工学系3年)

 Q. 今回の資格試験の勉強方法や勉強時間は? 

まず参考書の重要なポイントをノートにまとめ、そのあと一度過去問を解くことで理解が足りてない問題を見つけ、一つ一つ復習をしていました。間違っていた問題はその内容をもう一度ノートにまとめなおすことで理解を深めました。この勉強方法を1か月前から毎日過去問1~2回分行うようにしていました。

 Q. 受験の動機は? 

ものづくりに携わる者として物事の考え方について学びたいと思っていた中でQC検定という資格を見つけました。この資格では品質を管理するためのデータの取り扱いや品質管理を行うために必要な考え方が学べると知り、私をより良い技術者に成長させてくれると感じたので受験しました。

 Q. 一番好きな講義・頑張って履修した講義は? 

ものづくりと倫理。ものづくりについての倫理を学べる機会は今までになく、倫理観を養う上でとても良い機会になりました。また、ものづくりの歴史についても学ぶことができてとても印象深い講義でした。技術者の倫理について学ぶ内容が多く、今後どういう技術者を目指せば良いのかという指標にとても役に立つ講義でした。

 Q. 今、熱中して取り組んでいることは? 

今はアルバイトに力を入れて取り組んでいます。私の業務内容ではお客様と会話をする機会が多く、敬語や態度に失礼がないか不安な日がありますが、この機会を生かして人間性を向上させられるように励みたいと思っています。

 Q. 次の目標は? 

次の目標は技術士一次試験に合格することです。この資格は国家資格であり、大学卒業程度の知識が必要とされると聞いたのでより良い技術者になるためにも挑戦してみたいと思っています。

岡田さんのコメント

大学で講義を受けながら資格勉強をする生活は大変でしたが、毎日続けてきたことが報われるときの達成感というのは中々味わえないものだと思います。無事に資格試験に合格できて嬉しいです。

合格者インタビュー(2年生)

品質管理検定3級合格:渡辺 凌空さん(機械工学系2年・八幡工業高等学校出身)

 Q. 今回の資格試験の勉強方法や勉強時間は? 

ボランティアに行っていたこともあり、あまり補講に参加することができなくて合計の勉強時間は12時間位しか取れませんでした。

 Q. 受験の動機は? 

石田先生に「受けてみないか」と誘われたのと、一つ上の学年の友達に「一緒に受けよう」と誘われたのが最も大きな動機です。

 Q. 一番好きな講義・頑張って履修した講義は? 

デジタルものづくり演習。プログラムを基礎の基礎から教えていただき、忌避していたプログラムを楽しいと思えるようになったからです。今は目に見えて「これが役に立った。」と感じてはいないのですが、これからロボットを作っていくうえで必ず役に立つと考えています。

 Q. 今、熱中して取り組んでいることは? 

ロボット研究部の活動です。今年の4月には滋賀県にサッカーロボットの日本大会に、7月にはオランダにサッカーロボットの世界大会に行くことができ、貴重な体験をさせていただきました。また、11月には沖縄に院生の水中ロボット実験の手伝いにも行かせていただきました。

 Q. 次の目標は? 

本学の大学院進学を目指しているのでGPAを3.0以上にすることと、次のロボットの大会に向けてハード面での研究およびプログラムも勉強しましたのでソフト面でも頑張りたいと思っています。

渡辺さんのコメント

できることはすべてしましたが勉強時間も短かったこともあり、正直合格すると思っていなかったので、とても驚きました。今回の資格は今履修している講義とはまた別のカテゴリーなのでそのうえで合格したことがとても嬉しかったです。

合格者インタビュー(3年生)

品質管理検定3級合格:古原 惇皓さん(機械工学系3年・中津東高等学校出身)

 Q. 今回の資格試験の勉強方法や勉強時間は? 

試験日の一か月前を目途に本格的に勉強を開始しました。週末は石田先生が開講していた補講を3時間受け、昼からはアルバイトの休憩時間計2時間を勉強時間にあてました。帰宅後も1~2時間、平日は夜寝る前に1~2時間勉強しました。勉強方法としては、知り合いに5年間の過去問を手配してもらい過去問5年分を3~5周解きました。1周目は問題を読み、その後に解説を読みながら解答を写し、理解を深めました。2周目は、1周目に覚えた内容を思い出しながら解きました。わからないものはその場で解答を見て何が分からなかったのか認識しながら学びを深めました。3~5周目は模擬試験としてすべて解いてから何割解けているのか、どの分野が苦手なのか見える化を行いました。過去問の解説のみで理解が難しいものに関しては石田先生から勧めていただいた教科書の解説がとても分かりやすく理解の手助けとなりました。

 Q. 受験の動機は? 

石田先生から案内があり、興味を持ちました。試験の設問例を見せてもらったときに、グラフや表の種類から用途を問う問題があることを知りました。卒業研究の発表や社会人になってから資料作成をする際に力になるのではないかと感じ受験することを決めました。

 Q. 一番好きな講義・頑張って履修した講義は? 

エルゴノミクス概論。理由は人の興味・関心について強い興味があるためです。人の五感から得られる情報が人にどのような認識を与えるのかということについてデータを元に学ぶことのできるこの講義は毎回楽しく受講しました。講義内容をまとめるレポート課題など私の興味がある分、レポートを充実させようと時間をかけて作成したため大変と感じることも多くありましたが、この経験が私の興味に気づくことにも繋がりました。品質管理検定においては、相関関係(比較するものの関係)が当てはまりはよいか、数値的には当てはまりはいいが、それは真実かを得られたデータを元に見比べる際に手助けとなったと考えます。品質管理検定に留まらずSNSの情報は正しいのか、何を根拠に言えるのかなどを想像できるため、私生活においても存分に力を発揮する講義だと考えます。
 

 Q. 今、熱中して取り組んでいることは? 

工学を生かしたアイドルの推し活動です。私の推しているアイドルが卒業を発表したので後悔の無いように全力で最後まで推すことを目標にヲタク活動をしています。現在、ゼミにおいて3Dプリンタを使用して便利なアイテムを生み出す研究にも着手しています。ペンライトに装着できる推し活用のうちわを3Dプリンタで自作し、工学生らしいやり方で推し活動に取り組んでいます。

 Q. 次の目標は? 

達成したいことは機械工学系で首席卒業することです。日々のレポート課題や期末考査など妥協せずに取り組むようにしています。そのおかげで、この3年半において二度の学業奨励生に選考していただきました。卒業時に総合的な学業奨励生として卒業することを目標にしていきたいと考えます。

古原さんのコメント

今期の品質管理検定では、例年にはなかったような問が1問目から設けられていました。例年では、標準偏差やばらつき3σの値がいくらぐらいかを設問に示された数値を式にあてはめて求めるような問題が多くありました。石田先生の補講では、「この問いは式を使わなくても分かる」と式を使わない方法の説明がされており例年どおりの場合、式から解いた方がいいのではないかと疑問に思っていました。しかし、今期は数値が示されておらず、グラフの形から数値を読み取る問が出題されており、石田先生の補講で得た知識が存分に生かされ、精神面でも安定して当日の試験に取り組むことができました。試験勉強を十分にやっていたため合格を確信していた部分もありますが、合格が確定したときは過去問を手配してくれた知り合いにも良い報告ができ、嬉しく思いました。