新着情報 野球解説者の与田 剛 氏が特別講義に登壇[NHK大学セミナー]
2024年12月10日(火)、本学とNHK北九州放送局とのコラボ企画で、NHK野球解説者の与田 剛 氏をお招きし、スポーツ工学IIとスタートアップセミナーIIを受講している学生を対象に特別講義が行われました。与田氏は1990年にドラフト1位で中日ドラゴンズに入団。同年に157キロの日本最速記録をマークし、最優秀新人賞と最優秀救援投手賞を受賞。その後は、WBCでの投手コーチ就任や中日ドラゴンズの監督を務め、現在はNHK野球解説者としてご活躍されています。
今回の特別講義は、NHK大学セミナーとして実施され、NHK北九州放送局アナウンサーの神戸 和貴 氏にインタビュアーを務めていただき、幼少期から現役時代、監督時代について、野球と人生観をクロスしながらご講演をいただきました。
特に感銘した言葉の一つとして、「人生において『闘争』しなければならない時もあれば、『逃走』した方がいい時もある。また、トライして失敗しても、それは『失敗』とは言わない。トライしないと何も始まらない。若い時に色々なことに挑戦して欲しい。」と学生たちにエールを贈ってくださいました。受講生からは、「野球だけでなく、人生の生き方を教えてくれた」、「野球はあまり知らないけど生きていく上で共通することがあり、大変ためになった」、「一つ一つの言葉が印象に残る話だった」、など多くの感想が聞けました。学生の質問にもたくさん答えてくださり、スポーツサークルに所属する部活生だけでなく、受講した学生の今後の大学生活や将来を考える上で、大変貴重なお話を聞くことができました。
特別講義終了後は、本学で進めているスポーツ工学の研究機器である「モーションキャプチャシステム」(2024年度 文部科学省補助金で導入)を体験していただきました。この機器は、人や物に貼付した小さなマーカーの位置を3次元でリアルタイムに計測することができ、複雑で匠な人間のスポーツ動作を数値化し、力学的に解析することが可能です。本学はスポーツと工学を融合した教育研究を推進いたします。