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新着情報 「新しい暮らしをつくるリノベーション」公開審査会&講演会を開催

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2025年9月27日(土)に「新しい暮らしをつくるリノベーション」の公開審査会&講演会が開催されました。本企画は、デザイン学部 建築学科の三笠 友洋教授による高大連携チャレンジ授業「マナビバ」のプロジェクトの一環として、ワークショップの成果を発展させて応募することのできる高大共通のデザインコンペティションです。

これまでの住まいにとらわれない新しい暮らしを提案するリノベーションコンペティションとして、マナビバプロジェクトに参加した高校生や本学建築学科の学生から応募があり、1次審査を通過した10作品の発表が行われました。

実際にリノベーションを手がけた建築家とプロデューサーが審査講評を行い、1作品が最優秀賞、2作品が優秀賞、1作品が高校生部門特別賞として表彰されました。

審査会後には、審査委員長である建築家の佐々木 慧 氏(axonometric 株式会社代表)による講演が行われ、自身が手掛けられた様々な作品紹介がありました。

受賞者

  • 最優秀賞:松田 乙音さん(建築学科3年・福岡県立青豊高等学校出身)
  • 優秀賞:花田 弓月姫さん(建築学科3年・福岡県立嘉穂東高等学校出身)
  • 優秀賞:飯塚 心音さん(建築学科3年・福岡県立青豊高等学校出身)
  • 高校生部門 特別賞:与那覇 翔さん(沖縄県立沖縄工業高等学校3年)

最優秀賞受賞者インタビュー

最優秀賞を受賞した松田さんの作品についてはインタビュー形式でお伝えします。

 Q. 作品名やコンセプト、提案内容は? 

作品のタイトルは「シェアルームのある暮らし」です。今回のコンペでは、古いマンションに新しい命を吹き込む提案が求められていました。そこで私はマンションの閉鎖的な環境を、他の人と交流を持てるような環境にする暮らしを提案をしました。住戸に入ってすぐに暮らしをみせる居室をもうけるプランです。

間取りの提案のためプレゼンにあたって居住例をいくつかあげました。どのような人が住めばこの間取りがより魅力的になるか考えるのに苦労しました。

 Q. 建築家 佐々木 慧 氏の講演会はいかがでしたか? 

これまで手掛けてきたプロジェクトについてお話しいただきました。どのプロジェクトも建築と外との関係性であったり、建築と家具の境界であったり、建築と様々な要素が自然につながっているように感じました。そこに至るまでの思考プロセスを聞くことができ、大変勉強になりました。

 Q. 今後の目標や将来の夢は? 

私は建物のライフサイクルマネジメントについて興味を持っています。維持管理や修繕、今回のリノベーションのような、既存の建築を生かしていくことに関わることができたらと思っています。

松田さんのコメント

まだ拙い部分の多いプレゼンシートだったため賞をいただけると思っておらず驚きました。その分、提案内容について評価していただけたのだと思うと嬉しく感じます。他の発表者や審査員のお二人の言葉から学んだことも多く、今回得た気付きをこれからに生かしていきたいです。