新着情報 学生インタビュー|情報デザイン学科 山下城侍さん(Fukuoka Game Sprintに参加)
2025年10月4日(土)・5日(日)の2日間、福岡市コンテンツ振興課主催で開催された「Fukuoka Game Sprint」に、デザイン学部 情報デザイン学科2年の山下 城侍さん(田川高等学校出身)が参加しました。「Fukuoka Game Sprint」はプロのクリエイターと業界を志す学生が一緒になり、プログラマー、デザイナー、プランナーなどのゲーム開発のスキルをもった人がチームとなり、初めて会ったメンバーと短時間でゲームの制作にチャレンジするイベントです。山下さんの活動や感想についてはインタビュー形式でお伝えします。
インタビュー
Q. 参加した理由は?
領木先生からゲーム制作に関するイベントをご紹介いただきました。これまでそのようなイベントに参加した経験がなく、自分にとって新しい分野に挑戦する良い機会になると感じました。普段の学びだけでは得られない経験や出会いを通して成長できるのではないかと思い、思い切って参加を決意しました。
Q. イベントのスケジュールは?
イベント開催までにdiscordを使用し交流しました。1日目はオリエンテーション後に各チームにて企画検討から開発を行いました。2日目は10時過ぎから各チームにて開発を行い、14時45分までに開発を終了し、ユニティルームアップやプレゼン準備(PPT完成)を15時までに済ませなければなりませんでした。「講評会・交流会」での各チームのプレゼンは約3分間で、ゲスト講評者による試遊、講評、交流会、投票、表彰式が行われました。終了後には各チームに分かれて振り返りも行いました。
Q. どのようなゲームを制作しましたか?
制作上の制限はUnityを使用することでした。コンセプトは「進化」で、ゲームの形式は自由でしたので私たちのチームは強制横スクロールアクションゲームを作りました。制作したゲームは基本的にはパソコンだけでできるものですが、私たちのチームはコントローラ―を使用しました。クリアするまでの所要時間も自由でしたので、私たちのチームは1分30秒程度のものを作りました。
Q. 山下さんが主に担当したことは?
Unityの経験者が少なかったので、Tile Paletteを使用したステージ制作やギミックのプログラミンングを行いました。
Q. 一番印象に残っている出来事は?
5チーム中で1位を取れたことです。チーム制作は初めてで、当初はやり方も分からず戸惑うこともありましたが、少しずつ慣れていく中でチームでの立ち回り方や協力の仕方を学ぶことができました。メンバーにも恵まれ、楽しみながら取り組むことができたのが大きな収穫であり、貴重な経験になったと感じています。
Q. 参加してみていかがでしたか?
制作会場では、限られた時間の中で取捨選択を行うことの大切さを強く実感しました。プロの方やメンバーとの交流を通じて、時間との戦いの中で何を優先し、どこを切り捨てるべきかを意識することの重要性に気づくことができました。
Q. 作品の発表や講評会は?
自分たちのチームでは案にすら上がらなかったものも他チームから発表されており、アイデアの幅広さを感じました。また、講評でいただいた内容は自分たちの中でも納得できる点が多く、今後の制作に向けてブラッシュアップしていきたいと思いました。
Q. 次にチャレンジしたいことは?
個人制作を進めながら、チーム制作のイベントに参加して、一本でも多くのゲームを開発していきたいです。