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新着情報 e-スポーツ同好会|おばせキャンパスで「苅田町 eスポーツ交流会」を開催(2025年度)

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2025年11月29日(土)に本学おばせキャンパスにて、社会福祉法人苅田町社会福祉協議会主催、西日本工業大学・西日本工業大学eスポーツ同好会共催による「多世代ゲーム交流会」を開催しました。

本交流会は、地域のご高齢者や障がいのある方に加え、不登校・ひきこもり状態にある方、外国籍の方など、さまざまな背景や悩みを持つ方がゲームを通じて安心して集まり、一緒に楽しむことのできる居場所づくりを目的としています。当日は、「ふらっとゲーミング会(ひきこもり当事者交流会)」につながる方々や、就労支援に取り組むONEGAME関係者に加え、民生委員・児童委員の方々も参加し、多様な立場の参加者がゲームを介して交流を深めました。

会場では「マリオカート8 デラックス」や「Nintendo Switch Sports(ボウリング)」などを用いたゲーム大会を開催し、本学e-スポーツ同好会の学生が操作方法のレクチャーや進行サポートを担当しました。ゲームに初めて触れる参加者の方にも、学生が隣で声をかけながら一緒にプレイすることで、自然と笑顔と会話が生まれていました。

アンケート結果(回答者12名)の【満足度】では「とても満足」「満足」が合計11名で、【デジタルゲームや福祉への理解】でも11名が「とても深まった」「少し深まった」と回答。「次回も参加したい」と答えた方が11名と、多くの参加者にとって充実した時間となったことがうかがえました。コメント欄には、「年齢に関係なく一緒に楽しめて良かった」「みんなで笑い合いながら体を動かせた」「声援や拍手がうれしかった」といった声が寄せられました。一方で、「バドミントンやサッカー、テニスなどもっと体を動かすゲームもやりたい」といった要望もあり、次回以降のプログラム改善につながる貴重な示唆となりました。

参加者の年齢は、小学生から70代までと幅広く、世代や背景の異なる人同士が、ゲームという共通の「遊び」を通してフラットに交流できる時間となりました。本イベントには、本学e-スポーツ同好会の監督である工学部 総合システム工学科の古門良亮 准教授や山口大貴 助教も同席し、学生と地域がつながる場づくりを後押ししました。

今後も本学と苅田町社会福祉協議会は、ゲーム×福祉のシナジーを活用した多世代・多様な背景の方々の交流機会を継続的に企画し、地域福祉の新たなかたちを模索していきます。

イベントリーダー 淺枝 静さん(工学部3年/eスポーツ同好会幹部メンバー)のコメント

「数々の試行錯誤を経て、イベントを盛況のうちに終えられたことに深く感動しています。この企画は、e-スポーツ同好会メンバーにとって大きな成長の糧となりました。当日、世代を超えた皆様が笑顔で交流する場を作れたことが何よりの喜びです。協力してくれた9名の仲間へ、心から感謝を伝えます。