新着情報 「第24回九州『川』のワークショップin遠賀川」で大学院生が発表
2025年11月15日(土)・16日(日)に福岡県直方市で開催された「第24回九州『川』のワークショップin遠賀川」に大学院工学研究科1年生の猿渡 湧太さんが参加し、「『川』のシチズンサイエンスの推進に向けて―遠賀川におけるCODとBODの関係ー」と題して発表しました。「シチズンサイエンス」とは、職業科学者ではない一般の市民によって行われる科学的活動を指します。2020年の日本学術会議若手アカデミー提言では、職業科学者との協調により体系的知識を増やす活動や社会課題の解決のための推進を期待する旨が記されています。
遠賀町出身の猿渡さんは、遠賀川流域で活動する環境NPOの方々に向けて、水環境問題解決のための大学とNPOとの協働を呼びかけました。同ワークショップでは、宮崎大学、福岡県立大学、九州産業大学からも参加・発表があり、その後の交流会では学生同士の意見交換も行うことができました。
今後、地域住民や学生の活動の輪が広がり、水環境の課題解決につながることを期待します。なお、本研究の成果は、2026年2月28日(土)に本学小倉キャンパスで開催される「2025年度日本水環境学会九州沖縄支部研究発表会」で発表する予定です。