新着情報 静電気学会「放電プラズマによる水処理研究委員会」を本学で開催
2023年12月8日（金）・9日（土）の2日間、本学小倉キャンパスで静電気学会の「放電プラズマによる水処理研究委員会」が開催されました。本研究会は静電気学会九州支部大会、第502回生存圏シンポジウムも合同で開催されました。本学工学部 総合システム工学科 電気情報工学系の川崎教授が現地実行委員長を務め、川崎研究室の大学院生も運営補助として参加しました。
同研究会は放電プラズマをどのように発生・利用すれば効率良く水の浄化や殺菌ができるのか？ そしてそのメカニズムはどうなのか？ をテーマとして継続的に情報交換や議論を続けています。プラズマとは異なる分野も取り入れ、お互いの研究領域の幅を広げることも目的にしています。10国立大学、4私立大学、3企業から20名の現地参加者、十数名のオンライン参加者により議論しました。パネルディスカッションでは川崎教授もパネリストを務め、本研究会が取り扱う分野の今後について意見交換をしました。
放電プラズマはSDGsの観点からも様々な課題を解決できる技術としての可能性が注目されています。川崎研究室でも放電プラズマ技術による水処理をはじめ、その他の技術への発展・応用につなげる研究に取り組んでいます。