新着情報 第48回 静電気学会全国大会(北九州市小倉)の運営補助に学生が参加
本学 工学部 総合システム工学科 電気情報工学系の川崎教授が現地実行委員長を務め、本学後援で開催した「第48回 静電気学会全国大会」(期間:2024年9月10日(火)~12日(木))が無事に終了しました。本大会では本学学生7名(3年生5名、2年生2名)が会場設営、受付、およびタイムキーパーなどの業務を担当しました。これまで経験のない学会に参加することは、学生にとって良い経験になったようです。大会中に行われた意見交換会は本学・鶴田学長の挨拶により開始されました。静電気や放電プラズマが関わる環境、バイオ、農業、半導体・・・など幅広い分野より、遠くは北海道から全国より170名の研究者らが集まり熱い議論が交わされました。
サポートとして参加した学生(電気情報工学系)
- 安部 凌平さん(3年・福岡工業大学附属城東高等学校出身)
- 船曳 秀さん(3年・下松工業高等学校出身)
- 龍頭 伸治さん(3年・門司大翔館高等学校出身)
- 寺山 達也さん(3年・京都高等学校出身)
- 辻 凜太郎さん(3年・戸畑工業高等学校出身)
- 一ノ宮 司さん(2年・田川科学技術高等学校出身)
- 新木 颯太さん(2年・田川科学技術高等学校出身)
第48回 静電気学会全国大会
特別講演会
9月10日(火) 13時45分~14時45分
人生100 年時代 〜生涯現役でポジティブな清張さんの生きざまや考え方、人となりに学ぶ!〜
(北九州市立 松本清張記念館 館長 古賀厚志 氏)
9月11日(水) 12時45分~13時45分
未来を見据えた、北九州で行われた日本の急速な産業発展
(ジャパン九州ツーリスト株式会社 代表取締役 近藤政一 氏)
※特別講演会は、どなたでも無料でご参加いただけます。
静電気学会について
静電気に関する研究者および技術者が一致協力し、既存の学問分野を越えた学際的な立場、また、国際的な視野から静電気の学問と技術の進展に寄与することを目的に、「古くて新しい静電気!」をキャッチフレーズに1976年10月12日設立されました。
静電気は工場内での爆発や火災の原因、さらに半導体製造工程における製品信頼性や歩留まりを悪化させる大きな要因となるため静電気対策技術が重要となります。一方で、電気集塵機や有害物質の分解除去、脱臭、殺菌、ウイルス不活化などには役立つ技術でもあります。現在は工学の分野だけにとどまらず、生化学、医学、農学、放電化学などの分野で積極的に利用しようとする研究が進められています。半導体製造工程においては新規技術として静電気現象が注目されている部分もあります。
静電気学会では静電気対策と有効利用の両面に関する研究を進めています。