新着情報 水処理工学講座を開講&建設現場見学(株式会社西原環境 寄附講座)
水処理工学講座3回目(1月16日)
2025年1月16日(木)に工学部 総合システム工学科 土木工学系3年生を対象として株式会社西原環境による寄附講座「水処理工学講座」が開かれました。本年度3回目の今回は、建設業界における環境系メーカーの役割、水処理メーカーの具体的な業務内容、水処理・汚泥処理プラントの建設事例などに加え、グループ会社であるヴェオリア・ジャパン合同会社人事本部 須磨 重文 氏より、グループ全体の世界における水・廃棄物・エネルギーに関する各事業の展開や日本における官需と民需に関するビジネスとグループ会社ごとの役割の違いなどを丁寧に解説いただきました。
土木工学系の就職先は建設会社という考えが多いですが、実際には鉄鋼、電力、通信、半導体、鉄道、環境など、活躍の場は大きく広がっています。本年度の一連の寄附講座を通じて学生はその一端を理解できたことでしょう。本寄附講座は来年度も継続される予定です。
株式会社西原環境の皆様に厚くお礼申し上げます。
苅田町浄化センターの建設現場を見学(12月5日)
2024年12月5日(木)に工学部 総合システム工学科 土木工学系3年生が苅田町浄化センターし尿・浄化槽汚泥受入施設の建設現場を見学しました。本見学は、寄附講座「水処理工学講座」の一環として、株式会社西原環境によって開催されました。
はじめに、同施設と下水処理施設との関係などの説明を受けた後、受入・貯留設備や脱臭設備などの新規建設設備を見学しました。その後、学生からの建設業における水処理プラントメーカーの役割や、ゼネコンとの関係などの質問に対して丁寧な回答をいただきました。参加した学生は、施設の構造や機能だけでなく、都市環境における水インフラ整備の重要性や水処理プラントメーカーの仕事を理解することができました。
水処理工学講座(11月14日)
2024年11月14日(木)に工学部 総合システム工学科 土木工学系3年生を対象として寄附講座「水処理工学講座」が開かれました。本講座は、水処理業の将来を担う人材の育成および水処理業の発展に資する研究開発への支援を目的として、株式会社西原環境によって本学に開設されたものです。
今回は主に本学卒業生の柳本 空也さん(2022年卒)により、水資源や水循環の課題から、特に下水処理を中心とした水処理システムの流れ、処理施設等について解説いただきました。また、建設業界における水処理プラントメーカーの仕事についての説明も聞くことができました。その後の質疑応答では、学生から株式会社西原環境が持つ独自技術や水処理業に必要な資格、九州内での職場などについて質問がありました。