教職課程について

西日本工業大学では各学科の専門科目に加え、教職課程の科目を履修すると、最大で4種類の教員免許状を取得することができます。


教員の養成の目標及び当該目標を達成するための計画

教員養成の目標

本学の建学の理念・目的に基づき、生徒から愛され、尊敬され、頼りにされる教員、豊かな人間性、幅広い教養と技術的知識と情報技術能力、実務的技術能力を備えた教員、工業教育、情報教育の課題に十分に応えうる教員を養成します。また、工学部の工業教育においては、専門性を修得する上で数学に関わる専門知識の獲得は必然であり、工業という視点における数学の応用を理解した数学教員の養成を図ります。

教員養成のポリシー

教員養成の理念を踏まえた、学部および大学院における教員養成のポリシーは、以下のとおりです。

  • (1)専門科目と教職科目の有機的な連携をとりながら、工業大学としての特徴を十分に活かした専門性を有する教員を養成します。
  • (2)高度の専門知識のみならず、中学生・高校生という学習発達段階の異なる者に分かりやすく知識や技術を伝えうる能力を有する教員を養成します。
  • (3)教育者としての職業モラルを正しく理解し、実践できるとともに、社会人としての人間力形成能力やコミュニケーション能力、自己啓発能力を有する教員を養成します。

目標を達成するための計画

(1) 1年次

入学時オリエンテーションなどを通じて、教職を履修する上での心がまえをもちます。

取得希望免許状の教科種に沿って、専門分野に関する基本的な知識技能を修得します。

子どもの発達と教育について、基礎的・基本的な知識や考え方を修得します。

授業や校務処理の上で必要とされるICT機器の性質を理解し、その操作について基礎的・基本的な知識技能を修得します。

教職についての基礎的な知識や考え方を修得するとともに、卒業までに身につけるべき資質を心得ます。

(2) 2年次

取得希望免許状の教科種に沿って、専門分野に関するより高度な知識技能を修得します。

校務遂行上必要とされる教育制度・法制について理解します。

今日の教育課題を視野に入れた指導実践について、基本的知識を得るとともに、模擬指導やグループワークを通じて能動的かつ体験的に学びます。

(3) 3年次

取得希望免許状の教科種に沿い、見学・作業・実習や模擬授業などを通じて実践的指導法を修得します。

卒業研究を視野に入れて、専門的指導力を高めるための高度な知識技能を修得します。

介護等体験、ボランティア活動、専門科目の履修や教育実習校との連絡などを通じて、より広範な立場の人々と関わり、社会性を豊かにします。

(4) 4年次

卒業研究を通じて専門的知識技能のさらなる修得とその体系化、および課題探究活動を主体的に行います。

教育実習およびその事前事後指導を通じて、積み上げてきた知識技能の実地的検証を行い、課題整理を主体的に行います。

教職実践演習を通じて、自らあるいは協同して理論と実践の融合をはかるとともに、より一層多様な相手とのかかわりを想定して教師としての資質を練り上げます。

教員の養成に係る組織及び教員の数、各教員が有する学位及び業績並びに各教員が担当する授業科目

教員養成に係る組織

教職課程に関する事項を協議する機関として、教務委員会に「教職課程部会」を設置しています。教職課程部会では、教職課程を全学的に運営し、教員養成の質の保障と向上を図るために必要な諸事項の審議を行います。

本学で取得できる教員免許状

学部/大学院 学科/専攻 取得できる教員免許状
工学部 総合システム工学科 中学校教諭一種免許状(数学)
高等学校教諭一種免許状(数学)
高等学校教諭一種免許状(工業)
高等学校教諭一種免許状(情報)
デザイン学部 建築学科 高等学校教諭一種免許状(工業)
情報デザイン学科 高等学校教諭一種免許状(情報)
大学院
工学研究科
生産・環境システム専攻 高等学校専修免許状(工業)

教員数

科目区分 学部/大学院 学科/専攻 教員免許状の種類 免許教科 教員数
教科に関する
科目
工学部 総合システム工学科 中学校一種免許状 数学 4
高等学校一種免許状 数学 4
高等学校一種免許状 工業 11
高等学校一種免許状 情報 4
デザイン学部 建築学科 高等学校一種免許状 工業 6
情報デザイン学科 高等学校一種免許状 情報 6
大学院
工学研究科
生産・環境システム専攻 高等学校一種免許状 工業 7
教職に関する
科目
        2

担当教員一覧(教職課程専任教員)

教員名 所属 役職 担当授業科目
田代 武博 工学部 教授 教職概論、教育学概論、教育制度学、教職実践演習など
山縣 宏美 デザイン学部 准教授 教育心理学、教育の方法と技術、教育相談、教職実践演習など

※各教員が有する学位及び業績については、「教員」をご覧ください。

教員

担当教員一覧(上記以外の教職課程科目を担当する教員)

授業科目につきましては、「教員の養成に係る授業科目、授業科目ごとの授業の方法及び内容並びに年間の授業計画」をご覧ください。各授業科目の担当教員につきましては、「シラバス」をご覧ください。各教員が有する学位及び業績については、「教員」をご覧ください。

教員の養成に係る授業科目、授業科目ごとの授業の方法及び内容並びに年間の授業計画

教員養成に係る授業科目(学部)

教養に関する科目
科目 1年次 2年次 3年次 4年次
前期 後期 前期 後期 前期 後期 前期 後期
情報リテラシー              
日本国憲法              
体育Ⅰ              
体育Ⅱ              
英会話Ⅰ              
英会話Ⅱ              
教職に関する科目(教育の基礎的理解に関する科目)
科目 1年次 2年次 3年次 4年次
前期 後期 前期 後期 前期 後期 前期 後期
教職概論              
教育学概論              
教育心理学              
教育制度学              
特別支援教育              
教育課程論              
教職に関する科目(道徳、総合的な学習の時間等の指導法及び生徒指導、教育相談等に関する科目)
科目 1年次 2年次 3年次 4年次
前期 後期 前期 後期 前期 後期 前期 後期
道徳教育の指導法              
教育の方法と技術              
特別活動・総合的な
学習の時間の指導法
             
生徒・進路指導論              
教育相談              
教職に関する科目(教育実践に関する科目)
科目 1年次 2年次 3年次 4年次
前期 後期 前期 後期 前期 後期 前期 後期
教育実習指導            
教育実習Ⅰ              
教育実習Ⅱ              
教職実践演習              
教科及び教科の指導法に関する科目
科目 1年次 2年次 3年次 4年次
前期 後期 前期 後期 前期 後期 前期 後期
西日本工業大学教職課程規程に
定める教科及び教科の指導法に
関する科目
 
大学が独自に設定する科目
科目 1年次 2年次 3年次 4年次
前期 後期 前期 後期 前期 後期 前期 後期
西日本工業大学教職課程規程に定める
教育の基礎的理解に関する科目等、
教科及び教科の指導法に関する科目の
選択科目の一部
 

※西日本工業大学教職課程については「履修に関する規程」をご覧ください。

履修に関する規程について

教員養成に係る授業科目(大学院)

1年次 2年次
前期 後期 前期 後期
材料工学特論Ⅰ   精密加工特論  
流体工学特論      
機械力学特論      
制御工学特論      
電気応用工学特論 電気エネルギー工学特論    
情報工学特論Ⅰ 情報工学特論Ⅱ    
電子デバイス特論   半導体回路設計特論  
情報通信工学特論 ソフトウエア工学特論    
地域環境工学特論 地域環境情報システム論 都市環境マネージメント論  
  地盤工学特論    
  交通システム工学特論    
空間設計論Ⅰ 空間設計論Ⅱ    
構造工学特論Ⅰ 構造工学特論Ⅲ 材料工学特論Ⅱ  
空間デザイン史特論      
技術経営論      
知的財産戦略論      
  環境経済学論    

授業科目ごとの授業の方法及び内容並びに年間の授業計画

シラバスをご覧ください。

シラバス

卒業者の教員免許状の取得の状況、卒業者の教員への就職の状況

教員免許状の取得状況等はこちら

教員の養成に係る教育の質の向上に係る取組

主に以下の4つの取組を行っています。

教職ガイダンス

学務課と教職科目担当教員が協力して、年度初め、教育実習受入の内諾獲得前、介護等体験申込みの前など、定期的に目的別ガイダンスを実施しています。

「教職に関する特別講義」の開催

全学的取組みとして「教職に関する特別講義」を開催しています。本学を卒業した現職の学校教員が講師を務めることもあり、この特別講義は教職課程を受講する学生にとって重要な啓発的機会となっています。

ボランティア活動参加への支援

県あるいは近隣市町村で企画される学校支援ボランティア、適応指導教室、通学合宿、運動部のアシスタントなど、さまざまなボランティア活動についての情報提供や登録支援を行っています。

「教員交流サイト」との交流会

本学を卒業した若手現職教員を中心とした情報交換サイトである「教員交流サイト」と協力し、年に一回、教員就職を第一志望とする4年生と若手現職教員代表との交流会を開催しています。4年生にとっては、学校での実践についての話を聴き、わからないことを気軽に質問できる良い機会となっています。