学生サポート 災害・犯罪被害に備えて
災害が発生した場合に備え、日頃から準備しておくものや、万が一災害が発生した場合に正しい行動をとることができるようご案内しております。また犯罪被害に遭わないために役立つ関連サイトをご紹介しています。
台風
日本には毎年夏から秋にかけて(特に8月、9月)台風が襲ってきます。台風が近づくと風雨が強まり、まれに停電、断水が生じます。台風が近づいたとき、ガラス戸の補強をしたり、庭の植木鉢やベランダの物干しなどが風で飛ばされないように注意しましょう。
地震
地震は、その規模・揺れが大きくなっていくと、とても大きな災害となっていき、個人の住居はもちろん、街全体があっというまに瓦礫の山となるほどの悲劇となってしまいます。地震が発生した場合、まずは身の回りの落下物から身を守りましょう。また、窓の近くや大きな棚(本棚や食器棚)などの近くは危険ですので離れるようにしましょう。慌てて外に出たりせずに、まずは机の下などに隠れて様子をうかがってください。
地震が発生したら…!
- あわてて外に出ないで、布団や座布団で頭を守り、倒れやすい家具やガラス窓から離れて大きな揺れがおさまるまで待ちましょう。
- 避難の際は、絶対にエレベーターを使ってはいけません。
- ガスの元栓を閉め、電気のブレーカーを下ろし、火事が起こるのを防ぎます。
- 室外にいる場合も落下しそうなものや壁から離れ、頭をカバンなどで守ります。
- 車やバイクなどに乗っている場合は、止まって揺れがおさまるのを待ちます。
- テレビやラジオの情報に従い、できれば備えてある非常持出袋を持って避難します。
- 必要以上に電話をかけると回線が混み合い、緊急の電話がかけられなくなるので やめましょう。
- 自動車で避難してはいけません。道路が混み合い、救急車や消防車が通れなくなります。
火事
火事で消防車を呼びたいときや、急病や事故で救急車を呼びたいときは、消防署に電話します。電話番号はどこからかけても全国共通で119です。公衆電話の場合、緊急用の赤いボタンがあればそれを押し、なければコインを入れてダイヤルします。通話後お金は戻ってきます。 電話がつながったら落ち着いて次のことを伝えます。
火災が発生したら…!
- 火事(消防車を呼びたい)か、急病や事故(救急車を呼びたい)かを伝えます。火事でけが人がいる時はそのことを知らせます。
- 火事、急病、大けがの起こった場合の住所(市町名と番地)、目印となる建物などを伝えます。 (公衆電話の場合、電話機や電話ボックスに住所が書かれています)
- サイレンが聞こえたら、合図できる場合は場所を知らせるため道路に出て合図します。
救急車は、重傷の時や緊急のときで他に手段がない場合、24時間いつでも呼ぶことができます。
日頃から備えておくもの
万が一に備えて
- ラジオ、救急箱、懐中電灯、2〜3日分の食料と飲み物、マッチ、重要な身分証明書のコピー、お金、できれば着替えや毛布、寝袋なども用意しておきます。
- 名前、住所、電話番号、血液型、緊急連絡先などをメモして常備しましょう。
- 自分の住んでいる地域の避難場所(通常、近くの学校、公園など)を確認しておきます。
- 本棚やタンスなど倒れやすい家具を金具で固定しましょう。
- 普段から高いところに物を置かないようにしましょう。
- 地震や緊急の時に助け合うことができるよう、近所の人と知り合いになっておきましょう。
- 寝るときは、倒れやすい家具やガラス窓から離れましょう。
- 地震の後の火事を防ぐため、ガスの元栓はこまめに閉めましょう。
大学生の犯罪被害防止に向けた防犯ウェブページのご案内
福岡県警察本部のホームページ(防犯ウェブページ)には、大学生が被害に陥りやすい各種犯罪被害の防止対策などに必要な情報が掲載されています。正しい防犯意識を身に付け、自己防衛に努めることが大切です。