西日本工業大学
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西日本工業大学は、昭和の高度成長期にあった1967年4月に、北九州工業地帯の産業界からの熱い期待を受けて、苅田町小波瀬の地に開学しました。開学当初は、機械工学科、電気工学科、翌年に土木工学科と建築工学科を加えた1学部4学科体制でしたが、2004年の情報デザイン学科の新設を機に、2006年4月に小倉キャンパスを開設し、デザイン学部が誕生しました。現在のおばせキャンパスと小倉キャンパスの2拠点を有する2学部体制が確立し、”Technology & Design”を掲げて教育と研究を推進しています。

この間、学部・学科の体系とコース教育プログラムは、時代のニーズにきめ細かく対応すべく常にアップデートされ、地域社会・産業界はもとより、広く世界に飛び立つ人材を育てています。その基本理念は、開学以来の「人を育て、技術を拓く」であり、「人間性に支えられた高度な工業技術者を広く学術の研鑽を通じて育成する」という建学の精神の下、技術力と創造力を養い、未来の技術を切り拓く力を身につけるための教育を行うことが本学の使命です。そのための方策として、「学生の個性を伸ばすきめ細やかな教育の実現」「産業界を支える自立した実務型技術者の育成」「国際社会や職場で尊敬され、頼りにされる技術者の育成」という教育方針を掲げ、実践しています。

今、時代は大きく変わろうとしています。2030年を達成目標としたSDGsやカーボンニュートラルへの対応、AIの進化とDX(デジタルトランスフォーメーション)など、社会を牽引する科学技術も歴史上の大きな転換点を迎えようとしています。世界における日本の役割はこれまでと異なり、生産性の向上はもとより、新たな付加価値を創造するイノベーションが不可欠です。本学は、このような時代にこそ学生諸君の可能性が拡がると考え、専門性を深める選択肢に加え、幅広い領域の知識・技術を学ぶクロスオーバー型教育と、工学とデザインの融合を目指した特色ある教育を展開していきます。一人ひとりの学生が大きく成長し、個性を輝かせ、社会の繁栄に貢献し、時代の変革に対応できる技術者を育成して参ります。

皆さまのご支援とご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。

西日本工業大学 第12代学長
鶴田 隆治