西日本工業大学
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訪問者別

デザイン学部 建築学科

実践的な講義を経て
住まいや地域をめぐる課題を解決できる設計者に

50年以上にわたり地元の建築業界を中心に、多くの優れた人材を輩出してきた建築学科。
建築設計や都市計画の専門教員が、地域の建物の設計や都市開発に携わったり、エンジニア系の教員が地元企業と協業で技術開発を行ったりと、地域との関わりを大切にしています。

News

身につくチカラ

  • 01

    造形力・空間構成力・表現力を養う

  • 02

    4つの専門分野を設けスペシャリストを育成

  • 03

    企業や地域との連携プロジェクトで実践力を磨く

学びのトピックス

西工大独自のツインテール型カリキュラム

本学科のカリキュラムは、長く伸びる2つの尻尾が特徴です。1つは主体的で実践的な学びの尾、もう1つは学びに寄り添うサポートの尾です。一般的に、前者はゼミや卒研などカリキュラムの終盤に、後者は初年度の導入教育として実施されることが多いですが、本学ではこれらを4年間通じ、コアとなる専門教育と並行することで、学びに向かう実感的動機を高めながら、将来への不安を払拭し個々人の豊かなキャリア形成を促します。

文理を超えて、拡がる活躍のフィールド

西工大の建築学科はデザイン学部の中にあり、従来からの工学的視点だけではなく、人・街・暮らしに対する柔らかな文系的視点、ものと人をつなぐデザイン的視点から、5つのコアとなる専門分野を学ぶことができます。その先には、未来をつくるさまざまな活躍のフィールドが拡がっています。

カリキュラム

01 年次 基礎
  • 造形力・表現力のトレーニング
  • 知識を横断的に学ぶカリキュラム
  • デザイン学概説
  • データサイエンス入門
  • デザインのための幾何学
  • デザイン心理学
  • 経済学概論
  • 造形演習
  • 建築製図
  • 建築デザイン基礎
  • 住宅デザイン
  • 近代建築史
  • 2D・CAD
  • 建築構法デザイン
02 年次 応用
  • 各種設計プロセスの修得
  • 幅広く専門分野を学び応用力を磨くカリキュラム
  • メディア文化論
  • 人間工学
  • 映像メディア論
  • 生活と環境
  • 北九州学
  • データサイエンス基礎
  • SDGs
  • デザインと数学
  • 建築設計Ⅰ・Ⅱ
  • 建築力学Ⅰ・Ⅱ
  • 建築環境工学Ⅰ・Ⅱ(Ⅰのみ必修)
  • 建築計画Ⅰ・Ⅱ(Ⅰのみ必修)
  • 建築材料概説
  • 西洋建築史
  • 建築施工
  • 木質構造
  • 建築材料
  • 鉄骨構造Ⅰ
  • 日本建築史
  • 建築力学Ⅰ・Ⅱ演習
  • 建築プレゼンテーション
03~04 年次 発展・専門知識の修得

3年次

  • 社会課題解決・未来志向の実践的テーマで
    専門性を深めるゼミ・研究室
  • 工学概説
  • インテリアデザイン
  • まちづくり学
  • 美術史
  • 会計学入門
  • ビジネスと経済
  • デザインサイエンス
  • 建築ゼミナールⅠ・Ⅱ
  • 都市地域計画
  • 建築設備Ⅰ・Ⅱ
  • 鉄筋コンクリート構造
  • 建築測量学演習
  • 建築力学Ⅲ
  • 耐震工学
  • 建築材料実験
  • 建築構造実験
  • 鉄骨構造Ⅱ
  • 空間デザイン
  • BIM
  • 建築法規

4年次

  • 問題解決力の養成
  • 社会人基礎力の養成
  • コミュニティ論
  • 卒業研究Ⅰ・Ⅱ
  • 建築総合演習

授業紹介

建築デザイン基礎

建築をデザインする上で必要となる発想方法や表現方法について、基礎から学習していきます。カフェや住宅など小規模な建物を題材に自分のイメージを具体化し、その魅力を模型やスケッチによって表現する力を養います。

建築設計Ⅱ

社会で活躍する建築家から、実践的な建築設計のスキルを学びます。建築士の資格取得に必要な基本的知識・技能を学ぷと共に、他分野とのコラボレーションができるコミュニケーション能力を修得します。

建築設備Ⅱ

実務での活用ならびに各種資格試験の取得を念頭に、実際の建築物の設計や管理に適応できる知識を養うことを目標としています。設備Ⅱでは「電気設備」「防災設備」「省エネルギー」について学びます。

建築構造実験

建築を構成する材料の性質や特徴の実験を行い学習していきます。講義で学んだ理論と実験結果を比較して、建築の構造についてさらに理解を深めることを目的としています。

プロジェクト型授業「学生の巣プロジェクト」

1・2年生を主体とした学生主導型実践授業です。学生が自ら使いたい空間を考え作ることを通じて、コミュニケーション能力や実行カを養いつつ、建築の楽しさを実感し将来につながる関心を深めることを目的としています。

研究室紹介

建築学科の研究室紹介

Lab. #01三笠研究室

研究テーマ

新たな住まいのかたちを探る

人口減少と空き家の増加が地域の課題となっています。一見、時代遅れに見える古い空き家も、デザインの力で新たな暮らしの器として生まれ変わる可能性を秘めています。当研究室では地域の企業や住民と連携し、マンションや戸建住宅のリノベーションに取り組んでいます。自由な発想を出し合い、時には現場で自分たちで作りながら考えることで、魅力ある住まいを創り出していきたいと思っています。

Lab. #02市川研究室

研究テーマ

災害に負けない
安全で安心な建築物を目指す

建築物を設計する時、地震や台風といった外力に対して耐えられるようにします。さらに大きな地震の後でも安全に住み続けることができる建物が理想です。当研究室では鉄骨構造 の建築物が大きな外力を受けた場合にどのように変形するか研究を行っています。

Lab. #03長研究室

研究テーマ

地域や暮らしの中の仕組みを改善し、
生活の質の向上を目指す

例えば、まちなかの休憩所を対象に、どのような人がどのような使い方を何時しているのかといった実態調査を行い、その傾向や要因を分析。よりよい休憩所の配置やデザインを考えることで、地域の生活の質の向上をはかることができます。都市や地域、そしてそこでの生活行動やさまざまな取り組みを対象に、実態や課題を調査し、その改善策や将来設計を考えることをテーマに研究に取り組んでいます。

学生作品

建築学科の学生作品

メッセージ

教員メッセージ

MESSAGE水野 貴博
教授

実践的な経験を通じて
社会性も養われる

建築学は、衣・食・住のうちの「住」という、人間生活の根幹を守る重要な役割を担っています。変遷する社会を読み解く文系分野、デッサン力や感性が生きる芸術分野、最先端の科学技術を応用する工学系分野まで、幅広い領域の知識が役立つ点も、建築学の特徴と言えるでしょう。本学の建築学科では、1・2年次で建築の基礎を学び、3・4年次のゼミおよび卒業研究で、自らが選んだ分野の専門性を磨きます。各自の関心や特性に合った分野を究めるとともに、建築以外の世界にも目を向けられる、幅広い視野を持つ人材の養成を目指します。

学生メッセージ

本学に在学している先輩達の成長エピソードを紹介します。

主な就職・進学

就職先

アートリフォーム/アーネストワン/INA新建築研究所/梓設計/一条工務店/エイブル/沖縄県立高校教員/苅田町役場/北九州市役所/九電工/高知県庁/高知県立高校教員/五洋建設/櫻井工業/里山商会/三晃空調/新菱冷熱工業/JR西日本/積水ハウス/大気社/太陽家具/大洋工芸/タカラスタンダード/谷川建設/第一設備工業/大東建託/大豊建設/大和ハウス工業/東急建設/東建コポレーション/戸田建設/飛島建設/西松建設/日鉄テックスエンジ/福岡県立高校教員/フジタ/不動産中央情報センター/古森弘一建築設計事務所/松山市役所/ミクニ/三井住友建設/八幡駅前開発/山口県立高校教員/LOCAL&DESIGN Inc./若築建設 ほか

進学先

北九州市立大学大学院/九州大学大学院/佐賀大学大学院/西日本工業大学大学院 ほか