大学院紹介 大学院の概要
発想力で、技術と環境を共存させる新人材を育成します。
めざましい発展を続ける工学技術の世界が今、求めている才能。それは、専門的な技術・知識だけではありません。社会的見識と経営的判断力、そして環境への配慮も怠らず、総合的に生産現場を動かしていける人材が必要とされているのです。本大学院は、そのように幅広く現実問題に対応できる環境技術者を育むために開設しました。今後は、修士課程の教育を通し、環境問題へ積極的に取り組む北部九州地方に根ざしていける、新しい技術者を育成します。
生産・環境システム専攻内には、拡大した3つの分野を設けます。それは、エネルギー、保全、制御、半導体などにかかわる教育・研究を行う「生産システム分野」、土木、防災、建築、デザインなどに関わる教育・研究を行う「環境システム分野」、そして今やどの分野にも欠かせない領域となりつつある情報、AI、デザイン工学などにかかわる教育・研究を行う「融合情報システム分野」で、幅広いカリキュラムの提供が可能です。また、近年の高度化した生産現場へすぐに対応できる技術力と共に、経営的感覚や社会的感覚を備えた新しいタイプの技術者を育成できるよう、社会での経験が豊富な外来講師を招聘し、リアリティにあふれる演習や特別講義も行います。